教育DXと実世界指向学習環境/一般

教育システム情報学会(JSiSE)2023年度 第5回研究会 プログラム

担当:鷹野 孝典,佐々木 整,三石 大,高木 正則,光原 弘幸 (研究会委員会)
■テーマ:
教育DXと実世界指向学習環境/一般
■開催日時:
2024年1月20日(土)
■開催場所:
拓殖大学 文京キャンパス
https://www.takushoku-u.ac.jp/access.html
※本研究会は対面のみの実施です。

■趣旨:
 本年度第5回研究会は「教育DXと実世界指向学習環境/一般」のテーマで実施いたします。携帯情報端末や高速無線通信、存在感を有して知的に振る舞うロボット、身の回りの様々なモノをコンピューティングの対象とするIoT、実世界と仮想世界を融合した学習環境を提供するMR/VR/ARなど、新しい教育学習環境を切り拓く技術が次々と社会に浸透しており、このような新技術は教育学習環境を大きく変えようとしています。
 また、世界的なコロナ禍の影響で、教育学習環境のオンライン化が一気に加速し、教育現場におけるDXへの関心が急速に高まっています。このような学び方や教え方のパラダイムシフトの必要性や可能性を実感する一方で、実際にその場に訪れ、人やモノと接することでしか得られない学びを提供する実世界指向の教育学習環境の重要性も指摘されています。
 こうした教育学習環境の急速な変化を踏まえ、第5回研究会では「教育DXと実世界指向学習環境」について、そのための教授設計も含め、システム・基礎技術の開発、実践、ならびに、新しい教育・学習手法に関する研究発表を募集し、共に考える議論の場としたいと考えています。なお,本テーマに関わらず幅広く一般の研究発表につきましても併せて募集しますので、多くの皆様からのご発表のお申込みをお待ちしております。
■発表時間等:
発表時間は25分(発表17分、質疑7分、入れ替え1分)です。
■発表申込および研究会への参加方法:
研究発表および研究会参加には、研究報告の年間購読(4,000円/年)または各回の研究報告の購入(1,000円/回)が必要となります。ただし、聴講のみを希望する学生会員は研究報告を購入する必要はありません。
〇発表者
発表申込および原稿提出は、下記「申込者ログイン」よりお願いします。
また、事前参加申込(研究報告の購入)は2023年12月15日9時に開始します。
開始時刻以降に、下記「申込者ログイン」から手続きしてください。
〇聴講のみを希望する学生会員
聴講のみを希望する学生会員は、「申込者ログイン」での手続きは行わず、末尾の問い合わせ先まで直接メールでご連絡ください。
〇上記以外の参加者
事前参加申込(研究報告の購入)は2023年12月15日9時に開始します。
開始時刻以降に、下記「申込者ログイン」から手続きしてください。
クレジットカード払いであれば当日まで事前参加申込が可能です。それ以外の支払い方法は2024年1月13日まで選ぶことができますが、支払期間内に入金しないと参加申込が確定となりません。支払期間は完了通知メールに記載されますので、必ずご確認をお願いいします。
申込者ログイン
※研究会申込システムの利用方法はこちら
講演申込・原稿投稿方法
〇現地での参加申込
現地受付での参加申込はできません。参加を予定している方は必ず事前参加申込を行ってください。クレジットカード払いの場合は、当日でも事前参加申し込みが可能です。

〇現地での参加申込
当日の受付での参加申込は行いません。参加を予定している方は必ず事前参加申込を行ってください。クレジットカード払いの場合は、当日の事前参加申込も可能です。
■プログラム
研究報告(全論文)

9:30-9:35
開会挨拶 前山利幸 (拓殖大学 工学部 学部長)
<セッション1> 高木正則 (電気通信大学)
9:35-10:00
(1)大学初年次日本語科目における自律学習支援のケーススタディー:チャットボット利用による授業外リフレクションと授業内活動の統合
 〇甲斐晶子(青山学院大学),和田卓人(タワーズ・クエスト),松葉龍一(東京工科大学),合田美子(熊本大学大学院),鈴木克明(武蔵野大学)
10:00-10:25
(2)学習者の理解度を時系列把握したPython教育
 〇青木悠樹(群馬大学),浜元信州(群馬大学),大江和一(国立情報学研究所),横山重俊(国立情報学研究所),井上仁(中村学園大学),竹房あつ子(国立情報学研究所)
10:25-10:50
(3)BYODを前提とした初学者向けのPythonによるデータ分析環境の構築と実践
 〇三島啓雄(目白大学)
10:50-11:00 休憩
<セッション2> 光原弘幸 (徳島大学)
11:00-11:25
(4)ChatGPTを搭載したアバターを用いた英会話システムの評価
 〇福本愛実(大阪工業大学大学院),井上明(大阪工業大学)
11:25-11:50
(5)楽曲生成AIの活用による英文歌を取り入れた英語授業デザイン
 〇鷹野孝典(神奈川工科大学),河野智子(神奈川工科大学)
11:50-12:15
(6)脳波データとテスト結果からみる英語個別指導時における教育効果の検証
 〇塩尻(斎藤)亜希(東京国際工科専門職大学),楠澤裕也(東京国際工科専門職大学),門田裕次(東京国際工科専門職大学),上條浩一(東京国際工科専門職大学),鈴木圭(芝浦工業大学),大関和夫(東京国際工科専門職大学),鈴木雅実(東京国際工科専門職大学),菅谷みどり(芝浦工業大学)
12:15-13:30 昼食
<セッション3> 佐々木整 (拓殖大学)
13:30-13:55
(7) メタバース内避難訓練システムの開発
 〇大江海斗(徳島大学大学院創成科学研究科),奥井翔麻(徳島大学理工学部理工学科),市野有朔(徳島大学大学院創成科学研究科),光原弘幸(徳島大学大学院社会産業理工学研究部),獅々堀正幹(徳島大学大学院社会産業理工学研究部)
13:55-14:20
(8) AR技術を利用した幼児対象食育教材ソフトウエアの活用について(その2)
 〇野口聡子(龍谷大学短期大学部),内田知巳(羽衣国際大学),小田まり子(久留米工業大学)
14:20-14:45
(9) プロジェクト型学習支援ロールプレイ教材の実証試験結果−プロジェクト全体像把握と不安のサポート訓練−
 〇白澤秀剛(東海大学),田中洋一(仁愛女子短期大学)
14:45-14:55 休憩
<セッション4> 鷹野孝典 (神奈川工科大学)
14:55-15:20
(10) ゆるHIITによる運動習慣の確立と健康意識の向上を目的としたLINEチャットボットの開発
 〇柳谷泰志(大阪府立大学),真嶋由貴惠(大阪公立大学,大阪府立大学),桝田聖子(大阪公立大学,大阪府立大学)
15:20-15:45
(11) 介護業界へのICT導入における可能性と課題
 〇下川原光(日本大学)
15:45-16:10
(12) SNS広告に対する意識調査と今後の展望
 〇綾田渚(日本大学)
16:10-16:20 休憩
<セッション5> 三石大 (東北大学)
16:20-16:45
(13) 新任教員インタビューにみるPBL科目で直面する課題および独自の工夫点 -PBL授業支援システムの開発に向けて-
 〇石田百合子(職業能力開発総合大学校),水島あかね(明石工業高等専門学校),田中誠一(明石工業高等専門学校),鈴木雄清(大分大学),松葉龍一(東京工科大学)
16:45-17:10
(14) 義務教育期間のタブレット導入について
 〇藤原壮汰(日本大学)
17:10-17:35
(15) 企業連携によるYouTube動画制作を主としたPBL型授業の実践と課題
 〇澤崎敏文(仁愛女子短期大学)
17:35-17:40
閉会挨拶 鷹野孝典 (神奈川工科大学)

■お問い合わせ先:
神奈川工科大学 鷹野 孝典(第5回研究会担当委員)
E-mail : jsise-sig-5th[at]googlegroups.com([at]の部分を半角の「@」に変えて下さい。)