各賞の紹介

功績賞・功労賞

功績賞
教育システム情報学に関する学術または関連事業に対して顕著な業績があり,学会の発展に多大な功績のあった会員・名誉会員・元会員に贈呈する.原則として年度あたり1名以内を選定する。
功労賞
教育システム情報学に関する学会の諸活動に対して,著しい功労のあった会員・名誉会員・元会員に贈呈する.原則として年度あたり2名以内を選定する。

これまでの受賞者

功労賞…竹章 様功労賞…竹章 様
 竹内章先生は,1997年より4年間評議員,2001年から14年間理事,2015年から4年間顧問を務めていただき,その間2005年から2年間副会長も務めていただき,教育システム情報学会の発展維持に多大なるご貢献をいただいた.
 また研究面では,長年にわたって,人工知能技術を基盤とした知的学習支援に関する研究に取り組まれた.高度個別教育を実現する知的学習支援システムの有用性に早くから着目され,そのフレームワークや要素技術,ヒューマン・マシン・コミュニケーションの研究に携わってこられた.また,発見的学習環境や協調的学習環境などの新しい学習環境の研究に取り組まれるとともに,さまざまな学習領域を対象とした知的学習支援システムを提案され,国内外で数多くの研究業績を挙げてこられた.
 これらの研究業績は,教育システム情報学の発展に多大な影響をもたらしている.これらの功労に感謝し,学会理事会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた.
功績賞…溝口理一郎 様功績賞…溝口理一郎 様
 溝口理一郎先生は,1987年から1988年,および1990年から2017年までの長きにわたり本学会の理事・顧問を務められ,通算30年にわたり学会の発展に尽力された.また,研究面では,AIED(Artificial Intelligence in Educaation)の先駆者として学習者モデリングや汎用的ITSに関する研究に取り組まれ,日本を代表する研究成果を生み出してこられた.
 また,オントロジー工学の世界的研究者として人工知能の分野を牽引されてきた.これらの研究業績は,教育システム情報学の発展に多大な影響をもたらした.この功績に感謝し,学会理事会において満場一致で功績賞受賞者とさせていただいた.
功績賞…前迫孝憲 様功績賞…前迫孝憲 様
 前迫孝憲先生は,1997~2003年まで本学会の評議員,その後2019年まで理事として,通算22年にもわたり本学会役員を歴任された.また,2011~2015年には本学会の会長を務め,本学会の法人化の準備ならびに事務局業務の整理に寄与された.
 また,関連学会と連携したシンポジウムを開催するなど,学会同士の連携を図り,研究分野全体の発展に貢献された.研究面では,早くから衛星通信やインターネットを利用した遠隔教育に取り組まれ,中韓米,アフガニスタン,モンゴル,ケニアなど多くの国々と文化交流を行ってきた.これらの功績に感謝し,学会理事会において満場一致で功績賞受賞者とさせていただいた.
功労賞…西野和典 様功労賞…西野和典 様
 西野和典先生は,2001~2015年まで本学会の評議員,その後2019年まで理事として,通算18年にもわたり本学会役員を歴任された.その間,情報教育特別委員会委員(2003~2009年は委員長)として活躍され,2003年には「情報教育推進のための提言書」を,2005年には「初等・中等教育における情報教育の推進にむけての提言」を公表された.その他,学会誌編集委員会副編集委員長,研究会委員会委員,第42回全国大会(2017年)実行委員長などを歴任され,学会運営に貢献された.これらの功労に感謝し,学会理事会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた.
功労賞…永岡慶三 様功労賞…永岡慶三 様
 永岡慶三先生は,1984年より教育システム情報学会(当時CAI学会)の理事,2015年からは監事を務められ,30年以上にわたって学会の発展に尽力された.特に,理事の期間中は,英文誌編集委員会担当理事・委員長,国際化委員会担当理事・委員長,会計担当理事などの要職を歴任された.永岡先生は,数理モデルに基づく,学習者行動の分析・視覚化,テスティングシステム,学習支援システムなど広範囲の研究を推進され,近年では,統合ゼミ活動支援システムの研究開発を手掛けられるなど,理論研究から教育実践まで,教育システム情報学に関わる幅広い領域にわたって数多くの成果を上げられた.これらの功労に感謝し,学会理事会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた.
功労賞…岡部成玄 様功労賞…岡部成玄 様
 岡部成玄先生は,2009年より教育システム情報学会の評議員,2011年からは理事を務められ,学会の発展に尽力された.特に,2010年に北海道大学で開催された全国大会では全国大会責任者として大会を成功に導き,さらに北海道支部の設立にも尽力された.
 岡部先生は,北海道大学において学習管理システムを利用した一般教育科目を長年にわたり企画実施されたこと,大学における一般教育としての情報教育の普及に努められたこと,オープンコースウェア等の教育資源の公開に尽力されたことなど,大学におけるICT活用教育の基盤構築に多くの成果を上げられた.
 これらの功労に感謝し,学会理事会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた.
功労賞…本田敏明 様功労賞…本田敏明 様
 本田敏明先生は,2003年から教育システム情報学会の評議員を務められ,2009年からは理事として学会の発展に尽力された.その間,特に情報教育委員会や人材育成委員会の責任者として学会運営に貢献があった.また,2003年に茨城大学で開催された全国大会では,責任者として大会を成功に導かれた.
 本田先生は,マルチメディア教材の効果や教師のICT活用指導力育成に関する研究からInstructional Designの導入まで,本学会に関連する数多くの成果を上げられ,社会教育功労者表彰(文部科学大臣表彰)も受けられている.
 これらの功労に感謝し,学会理事会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた.
功労賞…松本豊司 様功労賞…松本豊司 様
 松本豊司先生は,2011年から2016年まで教育システム情報学会の評議員・社員を務められ,学会の発展に尽力された.特に,2013年の全国大会では全国大会責任者として大会を成功に導き,さらに北信越支部の設立にも尽力された.
 松本先生は,金沢大学において学習管理システムを導入し,同大学にeラーニングを導かれたこと,国立大学ではまだ一般的ではなかった学生の携帯型パソコン必携化を実現されたことなど,大学におけるICT活用教育の基盤構築に多くの成果を上げられた.
 これらの功労に感謝し,学会理事会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた.
該当者無し
功績賞…伊藤紘二 様功績賞…伊藤紘二 様
 伊藤紘二先生は,前身であるCAI学会時代の1985年から本学会の理事を務められ,2005年から2年間は会長,その後2015年までは監事として,通算30年以上に渡り本学会の役員を歴任,本学会の発展に寄与された.また,知識処理・自然言語処理技術を活用,学習者による問題解決において,教材を探訪,検索させる中で,汎化された問題解決能力としての知識獲得を支援する学習支援システムに関する研究に取り組み,教育システム情報に関連する学術分野の発展に貢献された.
これらの功績に感謝し,学会理事会において満場一致で功績賞に選出された.
功労賞…吉田覚 様功労賞…吉田覚 様
吉田覚先生は,1999年から2003年まで本学会の評議員,その後2015年まで理事として,通算16年にも渡り本学会役員を歴任された.その間,特に人材育成委員会を中心に,新会員の募集活動や,毎年3月の学生研究発表会の全国展開をはじめとして,学会運営にさまざまな貢献があった.さらに,産学連携を進める活動で中心的役割を担われた.
これらの功労に感謝し,学会理事会および社員総会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた.
功績賞…岡本敏雄 様功績賞…岡本敏雄 様
岡本敏雄先生は,2001年から4年間,および2007年から4年間,本学会の会長を務められ,学会の発展に尽力された.そして,英文誌の発刊や日独ワークショップの開催等,教育システム情報学会の会長として,本学会の発展に大きく貢献してこられた.また,e-Learningアワード実行委員長,内閣官房内政審議室ミレニアム・プロジェクト「教育の情報化評価・助言」会議やISO/SC36(学習・教育・研修のための情報技術標準化専門委員会)WG2議長など,さまざまの組織・委員会等を通して,eラーニングシステムをはじめとする教育の情報化に幅広く貢献された.このように研究・組織運営活動を通じての本学会に対する貢献は顕著であり,これらの功績に感謝し,功績賞を贈呈した.
功労賞…西之園晴夫 様功労賞…西之園晴夫 様
 西之園先生は,1988年から1999年まで本学会の理事を歴任された.それに先立つ1985年,CAI学会第10回年会を開催する際に発足した教育工学関連学協会連合の初回の大会が京都教育大学で開催された際に,その全国大会の実行委員長としてCAI学会第10回全国大会のほかに日本教育工学会全国大会,日本視聴覚教育学会全国大会,国立大学教育工学センター協議会の4学協会連合の結成に努力し,その後に教育工学関連学協会連合の全国大会を2000年まで3年毎に継続して開催する基盤を築かれた .日本教育工学会は初等中等教育段階の教育工学も包括していたのに対して,CAI学会は,独自性を継承するためにこの連合大会を契機として高等教育段階だけでなく産業界でのコンピュータの教育活用の研究を重視し,1995年に現学会の名称へ改めた.西之園先生は,この改革にあたり委員として活躍された.これらに加えて,理事としての本学会の定常的な運営に対する貢献は顕著であり,これらの功労に感謝し,功労賞を贈呈した.
功労賞…矢野米雄 様功労賞…矢野米雄 様
矢野米雄先生は、情報工学や教育工学を中心に人工知能、認知科学、ヒューマンインタラクション、モバイルラーニングと幅広い研究分野に携わってきた。
 矢野先生は、1997年から2001年まで教育システム情報学会の副会長として、中国支部の立ち上げ等、本学会の発展に大きく貢献してこられた。また、1997年から2001年まで教育システム情報学会論文誌編集委員会の委員長として和文論文誌の編集、発行作業を指揮された。この間、査読作業の迅速化を目標に掲げることで多くの論文投稿を集め、実践論文特集を企画し実践論文を定着させることになった。さらに、1997年から2011年まで、教育システム情報学会の理事として、学会活動、発展に大きく貢献されている。
 これらの功労に感謝し、学会理事会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた。
功績賞…対馬勝英 様功績賞…対馬勝英 様
対馬勝英先生は理論物理学(原子核理論)、人工知能(数式処理)、対話型情報教育、認知科学(主として視覚を中心とした認知操作過程)と幅広い研究分野に携わってきた。
 対馬先生は、1993年から1997年までの間、前身であるCAI学会の副会長を務められ、学会名の変更、組織改革に尽力された。これに引き続いて1997年から2001年までは教育システム情報学会の会長として、事務局移転、中国支部の立ち上げ等、本学会の発展に大きく貢献してこられた。また1985年にはCAI学会関西支部の設立に尽力され、副支部長、支部長、顧問として、関西支部の活動にも貢献されている。このように研究・組織運営活動を通じての本学会に対する貢献は顕著であり、理事・評議員会において満場一致で功績賞受賞者とさせていただいた。
功労賞…小荒井順 様功労賞…小荒井順 様
小荒井順氏はCAIの社会システムへの応用から情報通信技術の教育工学への応用、能力開発工学の教育への適応等と言った幅広い研究分野に携わってこられた。
 小荒井氏は、当学会の前身であるCAI学会の設立に大きく貢献されるとともに、1984年から1986年までの間理事を務められ、引き続き1986年から1997年までの間同学会の監事を務められ、学会の経理監査に尽力された。さらに1997年から現在まで教育システム情報学会の監事として、適正な経理、学会活動等、本学会の発展に大きく貢献してこられた。また2011年からは法人化推進のために助言指導・組織運営活動等を行っておられる.このように、CAI学会時より役員を務められ、本学会に対する貢献は大変顕著であり、理事・評議員会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた。
功労賞…今榮國晴 様功労賞…今榮國晴 様
今榮國晴氏は,日本におけるコンピュータ利用教育の創成期より,人間と情報メディアの関わりを心理学的な立場で分析し,そこから得られた学問的知見を教育に役立てるという研究に一貫して取り組んでこられた。

今榮氏は,1984年から1989年までの間,CAI学会(現教育システム情報学会)の副会長を務め,また長年本学会の理事,監事等を務め,本学会の発展に尽力された。さらに,本学会の東海支部の立ち上げに大きく寄与し,その発展の礎を築かれ、大学のみならず小中学校を含めた教員同士の連携強化を図り,支部活動を通じた教育研究の基盤強化に著しく貢献された。研究・教育活動を通じて,本学会の発展に大きく貢献され、学会での研究の振興および会員間での地域交流の促進に尽力されたご功労は非常に高い。これらの多大な貢献から,理事・評議員会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた。
功績賞…宇都宮敏男 様
宇都宮先生は、日本の教育工学研究が始まってまもなくの1975年度から1983年度まで9年間にわたり,電子情報通信学会教育工学専門委員会の委員長を務められ、教育工学分野の草分けとして貢献されたのち、1988年から1993年の6年間にわたって、現在の教育情報システム学会の前身であるCAI学会の会長をつとめられた。

この間、毎年のCAI学会全国大会の開催運営に尽力されるとともに、1990年学習院大学で開催されたIFIP主催の国際学会 International Conference on Advanced Research on Computers in Educationにおいては、CAI学会の立場から開催に尽力された。まだ会員も多くはなかったCAI学会が、独自性を保って継続し、現在の教育システム情報学会につながる方向付けをされた貢献は大変大きなものがあり,理事・評議員会において満場一致で功績賞受賞者とさせていただいた。
功労賞…坂元昴 様
坂元先生は、東京大学文学部心理学科を1955年(昭和30年)に卒業され、その後東京工業大学にて長年にわたりコンピュータによる教育の効果および遠隔教育システムに関する研究を重ねてこられた。特に視聴覚教育とプログラム学習の研究を発展させ、日本における教育工学を創設し、メディア教育開発センターや日本教育工学振興会、日本学術会議、中央教育審議会などの要職を経て、教育システムの研究基盤とともに社会的基盤づくりを力強く牽引してこられた。

教育システム情報学会の前身である「CAI学会」の創設期の3期に渡り副会長を勤められ、また長年にわたり理事として活躍されておられる.30年間の多大な貢献から,理事・評議員会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた。
功労賞…磯本征雄 様
磯本先生は、古くからプログラミング演習のための演習問題出題と自動採点といった教育的観点からコンピュータによる学習支援システムを開発してこられた.また,学習意欲を高め発展的学習への可能性を持つ学習者への支援機能や支援環境を備えたe-Learningのモデルも以前より研究を続けてこられている。

CAI学会の時から今日に至るまで副会長・理事・評議員・大会企画委員長・編集委員会委員長など多くの重要な職を務められ,本学会の活動を精力的に推進すると共に、学会の基盤作りに多大な貢献をされた。また、1995年には東海支部長として地域の情報教育、コミュニティ造りにも尽力されてきた。これらの功績から,理事・評議員会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた。
功労賞…樋川和伸 様
樋川和伸氏は,昭和39年3月東京理科大学理学部数学科を卒業され、その後、日本ユニバック総合研究所の教育工学部門の研究員として、米国ユニバック社のCAIシステムの普及活動および「教育とコンピュータ」に係わる研究・開発に取り組み、わが国のCAI普及のための基盤作りのための諸活動を行われた。

同氏は,教育システム情報学会の前身である「CAI学会」が昭和49年8月に設立された時から、様々な活動を行い、学会の基盤作りに貢献された。

平成18年に金沢学院大学において、第30回全国大会を実行委員長として貢献して頂いた。その経験を通して、全国大会実施に関する詳細な手続き、計画書の標準化を試みて頂き、その雛形が今日に至っている。また、2001年度~2005年度まで、本学会の理事、教育システム情報学会編「教育システム情報ハンドブック」の出版に際して、編集委員として貢献して頂いた。

前身のCAI学会から教育システム情報学会にいたる30年間を「教育へのコンピュータの利用に関する研究・開発活動」に多大な貢献をしていただき、その活動成果と普及活動により学会の知名度をあげる顕著な貢献をされた。

以上の努力と貢献を讃え,功労賞を授与する。
功労賞…石桁正士 様
石桁正士氏は、CAI、教育工学の重要性に着目され、早い時期からCAI学会において研究活動を行ってこられたが、昭和63年にCAI学会関西支部の設立を提案され、初代支部長として学会活動の活性化に貢献してこられた。この御努力はCAI学会のその後の発展に大きく寄与し、今日のJSiSEの隆盛の礎を築く事になった。また、氏はCAI学会副会長を勤められると共に、種々の学会活動を企画・運営され、多くの会員の獲得に努力され、その意味でも本学会に大きく寄与された。

また、氏は「やる気の研究」、「主観値入力装置」等、ユニークな視点から数多くの実践的で継続的な研究を多くの人々と共に進められてこられた。

以上の点から、この機会に石桁正士氏の長年の本学会発展に関する御努力と本学会への貢献を讃え、功労賞を授与する。
功績賞…大槻説乎 様功績賞…大槻説乎 様
大槻説乎先生は、学習プロセスとその支援方法に関するモデルの提案など、学習支援システムに関して多くの独創的な研究成果を発表され、学術的貢献をされた。特に、人工知能とマルチメディア技術の学習支援への応用では、先駆者として多くの研究者に影響を与えられた。また国際会議の企画や研究会の創設にも尽力され、この分野の発展に多大の貢献をされた。

本学会においては、理事、会長として長年にわたり学会の発展に貢献された。会長時代には、「CAI学会」から「教育システム情報学会」への学会名変更を始め、社会の情報基盤の変革に対応し、学際領域をカバーする学会として発展する礎を築かれた。

これらの学術的貢献、学会への貢献は極めて大きい。よってここにその功績を讃え、功績賞を授与する。
功労賞…細井正 様
細井 正氏は,昭和37年東京都立大学理学部数学科を卒業し、米国大手コンピュータメーカと三井物産共同出資の日本レミントンユニバック社に入社し、システムエンジニアとして活躍された。その後、昭和44年日本ユニバック社が設立した日本ユニバック総合研究所の教育工学研究室長として米国ユニバック社のCAIシステムの普及活動および「教育とコンピュータ」に係わる研究・開発に取り組み、わが国のCAI普及のための基盤作りのための諸活動を行われた。

同氏は,教育システム情報学会の前身である「CAI学会」が昭和49年8月に設立されたときの設立準備委員として精力的な活動を行い、初代渡辺茂会長を全面的に支援し、常務理事(経理担当)として維持会費集めに奔走して学会の基盤作りに貢献された。

教育システム情報学会においても,評議員として,全国大会実行委員や情報教育委員を歴任し、前身のCAI学会から教育システム情報学会にいたる30年間を「教育へのコンピュータの利用に関する研究・開発活動」に全力を挙げて取り組み、その活動成果と普及活動により学会の知名度をあげる顕著な貢献をされている。

教育システム情報学会が数十名の学会から現在の1500名の学会に発展してきたその背景には氏の学会に対する献身的な活動が実を結んでいる。ここにそのを努力と本学会への貢献を讃え,功労賞を授与す

論文賞

本会会誌に掲載された論文のうち特に優秀なものを選び表彰することにより優れた研究を評価し,研究活動の促進,ならびに研究発表論文の投稿を奨励することを目的とする.

論文賞受賞論文

  • Comparative Experiments on Simulated Tornado Experience via Virtual Reality and Augmented Reality光原 弘幸、獅々堀 正幹
  • 受験者の能力を考慮した深層学習ベース短答記述式問題自動採点手法内田 優斗、宇都 雅輝
  • Ontology-based Thought Organization Support System to Prompt Readiness of Intention Sharing and Its Long-term Practice森 夏実,林 佑樹,瀬田 和久
  • 項目反応理論と穴あきワークシートを用いた適応的プログラミング学習支援システム榎本 命,宮澤 芳光,宮寺 庸造,森本 康彦
  • 教員養成教育における授業構造可視化システムの実践活用とその効果笠井 俊信,永野 和男,溝口 理一郎
  • 主体的な数学学習のための構成的アプローチに基づく動画教材作成方法の開発と評価丸山 浩平,森本 康彦,北澤 武,宮寺 庸造
  • 初心者から上級者までシームレスにプログラミングを学ぶことができる持続可能な学習環境の構築野口 孝文,千田 和範,稲守 栄
  • 動きに基づき仮想の協走者を提供するウェアラブルシステム後藤田 中,松浦 健二,田中 俊夫
  • 思考外化と知識共創によるメタ認知スキル育成プログラム ―大学初年次生を対象として―瀬田 和久,崔 亮,池田 満,松田 憲幸,岡本 真彦
  • Generation of CG Animations Based on Articulatory Features for Pronunciation TrainingYurie Iribe, Takuro Mori, Kouichi Katsurada, Tsuneo Nitta
  • 理工系学部の知識の学習体系を意識したICTの活用による全学的な学習支援サービスの提供山川 広人,長谷川 理,立野 仁,吉田 淳一,小松川 浩
  • 産出課題としての作問学習支援のための実験的検討小島 一晃,三輪 和久,松居 辰則
  • Presentation-Based Collaborative Learning Support System to Facilitate Meta- Cognitively Aware Learning CommunicationKazuhisa Seta, Daijiro Noguchi, Mitsuru Ikeda
  • Let's GO GO!マジカル・スプーン:高等学校情報科における符号化の基礎概念学習用プログラム ―プログラム展開と教育成果―香山 瑞恵,二上 貴夫
  • 看護教育に看護教育における臨地実習用ユビキタス学習環境の構築おける臨地実習用ユビキタス学習環境の構築真嶋 由貴恵,中村 裕美子,前川 泰子
  • メタ認知活動の困難さに関するフレームワークの提案茅島 路子,稲葉 晶子,溝口 理一郎
  • 理解状況に適応した選択問題生成方法の検討津森 伸一, 海尻 賢二
  • 中学理科におけるError-based Simulationを用いた授業実践-「ニュートンに挑戦」プロジェクト-今井功、東本崇仁、堀口知也、平嶋宗
  • 問題演習型eラーニングシステムSANNO KNOWLEDGE FIELDのSCORM規格への適用と実装松本馨、宮内浩、古賀暁彦
  • 実験方法の考案による学習を支援する仮想実験環境の構築東本崇仁、堀口知也、平嶋宗、竹内章
  • 信州大学インターネット大学院の現状と評価国宗永佳、新村正明、和崎克己、不破泰、師玉康成、中村八束
  • 問題領域モデル上でのプログラムの動作説明と可視化を行う学習支援システムの構築とその評価安間文彦、小西達裕、伊東幸宏
  • Webを用いたCAIシステムによる大学講義の高度化とその評価不破泰、中村八束、山崎浩、大下真二郎
  • 問題提示型試験における試験問題抽出のための出題セレクション分割法竹内俊彦、佐久間章行
  • インターネットを媒体とした超鏡(HyperMirror)システム利用の試み-日本と韓国の小学校における国際交流の事例より-今井亜湖、山城新吾、松河秀哉、山田雅行、前迫孝憲、芝尾光儀、奥地耕司、伊原和夫
  • 学習者の反応を即時に活かす一斉授業用意思決定支援システムの実現と評価中山洋、松田稔樹
  • 天文教育におけるコラボレーションによる3次元CG教材の作成と活用毛利勝廣、鈴木雅夫、安田孝美、横井茂樹
  • プログラミング実習のためのツールキットシステムを用いたマイクロワールド野口孝文、田中譲
  • 書字学習を支援するペンコンピュータツールの試作とその評価伊東秀規、渡辺和哉、伊藤紘二
  • グローバル・クラスルーム・プロジェクト-インターネットとマルチメディアの教育利用の実践-渡辺健次、岡崎泰久、江藤博文、田中久治、近藤弘樹、原秀勝、山崎健二、大島正豊
  • 日本語作文教育のためのネットワーク型添削支援システムCoCoAの構築矢野米雄、緒方広明、榊原理恵、脇田里子

研究会優秀賞

教育システム情報学および関連分野における学問の発展を奨励することを目的として,本会研究会で発表された研究のうち,特に優秀なものを選び,研究会優秀賞として表彰する.

これまでの受賞者

【第1回研究会推薦】
題目車いすによる段差乗り越え介助に関する技術指標と教育システムの考案
著者崎山琴音、真嶋由貴惠、桝田聖子(大阪府立大学大学院)
【第2回研究会推薦】
題目顔情報を用いた授業中の子どもの特性リフレクションシステムの開発
著者宮田真宏(玉川大学脳科学研究所)、山田徹志(玉川大学教育学部)、大森隆司(玉川大学脳科学研究所)
【第5回研究会推薦】
題目地震疑似体験VRにおける避難行動記録・再現によるNPC生成
著者谷岡樹、光原弘幸、獅々堀正幹(徳島大学大学院)
【特集論文研究会推薦】
題目遠隔授業不適切学習行動と学習動機づけとの関係分析
著者白澤秀剛(東海大学)、岩屋裕美(川崎市立看護短期大学)
【第3回研究会推薦】
題目MIF誤概念に対するError-Based Simulationの修正効果の概念マップを用いた観測
著者 西岡佳希,下條一駿,林雄介,平嶋宗(広島大学大学院)
【第5回研究会推薦】
題目作問時の目標設定と自己評価・他者評価を取り入れた作問学習の実践と評価
著者佐藤雅希(岩手県立大学大学院),高木正則,市川尚(岩手県立大学)
【特集論文研究会推薦】
題目議論の内省を促すリフレクション支援環境
-ドキュメントセマンティクスとマルチモーダル情報を活用して-
著者正野敦也,林佑樹,瀬田和久(大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科)
【第2回研究会推薦】
題目ロボット教材を用いた個別学習を連携した協調学習
著者布施泉,野口孝文(北海道大学),梶原秀一(室蘭工業大学),千田和範,稲守栄(釧路工業高等専門学校)
【第4回研究会推薦】
題目発話分析可視化ツールを活用した授業振り返り研修の実践
著者笠井俊信(岡山大学大学院),大崎理乃(産業技術大学院大学),林雄介(広島大学大学院),益川弘如(聖心女子大学)
【第6回研究会推薦】
題目Error-based Simulation(EBS)と概念マップを用いてメタ認知活動における抽象化操作を促すシステムの開発と評価
著者久世泰成(東京工芸大学),東本崇仁(東京工芸大学)
【特集論文研究会推薦】
題目災害時の避難行動選択における競合の疑似体験を通して防災学習への動機づけを高める学習支援方式
著者北川悠一(関西大学大学院),津野駿太郎(関西大学),田中孝治(金沢工業大学),堀雅洋(関西大学大学院)
【第2回研究会推薦】
題目CBT を活用した反転型授業のJava プログラミング授業での実践
著者山川広人(千歳科学技術大学),加藤 巽(千歳科学技術大学院),上野春毅(千歳科学技術大学院),小松川 浩(千歳科学技術大学)
【第4回研究会推薦】
題目身体スキル開発における経験・予測・摂動・調整に関する一考察
著者松浦健二(徳島大学),谷岡広樹(徳島大学),後藤田中(香川大学)
【第4回研究会推薦】
題目効果的な英文読み合いを行う学習パートナーロボットのデザインと評価
著者足立祥啓(電気通信大学大学院),柏原昭博(電気通信大学大学院)
【第6回研究会推薦】
題目知識構成型ジグソー法を用いた創造力を育むプログラミング教育の実践と評価
著者 太田雅之(倉敷市立南中学校),笠井俊信(岡山大学大学院)
【第1回研究会推薦】
題目バーチャル体験による子育て学習 -乳児前期の e-learning 教育システムの開発と学習評価-
著者太田浩子(東京工科大学),井上智史(駿河台大学),松永信介(東京工科大学大学院),澁谷恵子(東京工科大学),稲葉竹俊(東京工科大学大学院)
【第2回研究会推薦】
題目プレゼンテーション改善のためのセルフリハーサルにおける客観視促進
著者 稲澤佳祐,柏原昭博(電気通信大学)
【第6回研究会推薦】
題目意図共有スキルの向上を指向した思考整理支援システムの開発と評価
著者 森夏実,林佑樹,瀬田和久(大阪府立大学大学院)
【特集研究会推薦】
題目モバイル環境におけるメンタルローテーション課題のためのAR型学習支援システム
著者中野美登里,松原行宏,岡本勝,岩根典之(広島市立大学大学院)
【第1回研究会推薦】
題目インタラクションに関する多面的データと学習者の心的状態の関係の分析
著者 竹花和真(早稲田大学大学院),松居辰則(早稲田大学)
【特集研究会推薦】
題目情報モラル行動における知識と行動意図の不一致の自覚を促す教育プログラムの提案と評価
著者田中孝治(北陸先端科学技術大学院大学),三輪穂乃美(関西大学大学院),池田満(北陸先端科学技術大学院大学),堀雅洋(関西大学大学院)
【特集研究会推薦】
題目考えさせるICT活用型避難訓練の実践
著者光原弘幸(徳島大学),井上武久(オプトピア),山口健治(オプトピア),武知康逸(オプトピア),森本真理(オプトピア),井若和久(徳島大学),上月康則(徳島大学),獅々堀正幹
【第1回研究会推薦】
題目相互評価における課題提出者と評価・閲覧者の組み合せが与える影響
著者坪倉篤志(九州工業大学・日本文理大学),竹内章(九州工業大学)
【第2回研究会推薦】
題目障害児の発音指導支援のためのWebアプリケーションの開発:家庭での反復練習促進及び教育機関と外部専門家の連携推進に向けて
著者 勝瀬郁代(近畿大)
【第4回研究会推薦】
題目映像講義とキットビルド概念マップの対応付けによる教授者と学習者の理解のずれの検出機能の開発と実践利用
著者 前田 啓輔(広島大学大学院), 北村 拓也, 本多 俊雄(広島大学),茅島 路子,宇井 美代子(玉川大学),林 雄介,平嶋 宗(広島大学大学院)
【特集研究会推薦】
題目初学者向けアルゴリズム的思考法における誤り推移分析に基づくアルゴリズム評価尺度の提案
著者不破みのり(信州大学大学院),香山瑞恵,國宗永佳,橋本昌巳(信州大学)
【第1回研究会推薦】
題目行動原理に基づく省エネ行動を促進するWebアプリケーションの開発
著者日野浦弘樹・真嶋由貴惠(大阪府立大学)
【第2回研究会推薦】
題目体験学習における知識増幅からプレゼンテーションへ
著者柏原昭博・金子拓司(電気通信大学),鷹岡亮(山口大学)
【第2回研究会推薦】
題目学習行動の特徴分析による成績不振者の検出方法の検討
-2つの異なる授業スタイルにおけるLMSログを分析対象として-
著者長谷川理・新村正明・鈴木彦文(信州大学),今井順一・小松川浩(千歳科学技術大学),不破泰(信州大学)
【第4回研究会推薦】
題目Web調べ学習における学習課題分節化および構造化支援
著者木下恵太・柏原昭博(電気通信大学)
【第5回研究会推薦】
題目没入型HMDとARを組み合わせたインタラクティブな避難訓練システム
著者川井淳矢・岩間智視・光原弘幸(徳島大学),田中一基(近畿大学),井若和久・上月康則・獅々堀正幹(徳島大学)
【第2回研究会推薦】
題目ボードゲームの戦略プログラミングを題材としたJava演習支援
-指標戦略の導入と重み付き勝点度による結果分析-
著者山田航平・富永浩之(香川大学)
【第3回研究会推薦】
題目Web調べ学習における課題展開を活性化するためのFadable Scaffolding
著者大石千恵・柏原昭博(電気通信大学大学院)
【第6回研究会推薦】
題目理解の差分を抽出する手法の提案とそれを用いた対話活動支援の実験的評価
著者藤澤祐二・仁野由彬(広島大学),林雄介・平嶋宗(広島大学大学院)
【特集研究会推薦】
題目透視図法を学習可能なARによるスケッチ学習支援システムの開発
著者稲留太郎・曽我真人・瀧寛和(和歌山大学大学院)