研究活性化委員会

研究活性化委員会の役割と活動について

※重点領域検討委員会は2023年6月24日より研究活性化委員会となりました.現時点では重点領域検討委員会の説明を掲載しています.

 教育システム情報学会には様々な委員会がありそれぞれに学会活動の重要な役割を担っています.ここでは「重点領域検討委員会」の役割と活動についてご紹介いたします.重点領域検討委員会は2017年度に設置された最も新しい委員会の一つです.ただ,重点領域検討委員会は会員の皆様の学会活動においては直接的に関わることは少ないため,あまりご存じないかもしれません.会員の皆様の目に触れるところでは全国大会における企画セッションは重点領域検討委員会が企画・提案・運営しているものが多くあります.
 さて,学会の規約によりますと重点領域検討委員会の業務は以下のように書かれています.
  1. 学会活性化のための研究課題領域の調査・検討に関する事項
  2. 研究課題領域に即した部会の設置に関する事項
  3. 部会運営のための基本方針に関する事項
  4. 部会のための組織の編成と運営に関する事項
  5. 部会による研究会等イベントのプログラムの編成と運営に関する事項
  6. 部会による研究会等イベントの開催と運営に関する事項
  7. 部会による研究会等イベントの開催場所の期間・場所に関する事項
  8. その他、部会全般の企画・管理・渉外・収支管理などに関する事項
総じて「学会が重点的に取り組むべき研究課題を検討してその研究課題に取り組む部会の設置」および「部会ごとの活動を支援すること」とまとめることができます.重点領域検討委員会が設置される前は学会には多くの研究部会がありそれぞれが独自に活動をおこなっていました.しかし,学会の目指すべき方向性や特徴をより明確にするために,研究部会の中から学会の特徴をよく表し,かつ特に重点的に取り組むべき研究部会を精選して 3 つの研究部会(情報教育部会,医療看護部会,Learning Analytics 部会)を含みいれる形でスタートしました.その後,Advanced Learning Technology 部会が設置され,現在は 4 つの研究部会が活発に活動をおこなっています.各部会の活動内容は後述致します.
  学会の目指すべき方向性を検討するためには関係の委員会との連携が必要です.その連携のハブとなるのも重点領域検討委員会の大きな役割です.今後も重点領域検討委員会は,研究会委員会,編集委員会,全国大会委員会等と連携して,学会の目指すべき方向性や特徴がより明確になるよう活動を強化していきます.会員の皆様からも,学会が取り組むべき課題やテーマについて,どうぞご意見を重点領域検討委員会(委員長:松居辰則(早稲田大学))までお寄せいただけますと幸いです.

研究活性化委員会の部会