SDGs(Sustainable Development Goals)に貢献する教育システム

教育システム情報学会(JSiSE)2019年度 特集論文研究会 開催案内

担当者: 学会誌編集委員会委員長 瀬田和久(大阪府立大学)

 3月14日に千葉工業大学で開催を予定しておりました本研究会は,新型コロナウイルス感染が拡大している現状を踏まえ,開催を中止することとなりました.
発表ご予定だった皆様におかれましては,年度末の大事な発表機会がなくなることとなりますが,なにとぞご理解賜りますようお願い申しあげます.
本研究会については,以下のような対応をさせていただきますので,ご確認ください.

1.
発表取り下げを希望する場合は,今回の研究報告に掲載せず,自由に他の機会に発表いただけるものとします.取り下げを希望する場合は,短期間で恐縮ですが,3月11日(水)までに教育システム情報学会研究会受付窓口jsise-kenkyu@bunken.co.jp までご連絡ください.
2.
取り下げ希望のない全ての発表については,登壇したものとして取り扱います.
筆頭著者が年間購読の契約をされていない場合は,通常研究会会場で研究報告掲載費として1,000円を頂戴して,研究報告へのアクセス権(パスワード)を配布しております.つきましては,事務局よりメールにて掲載費の請求書を送付させていただきまして,その入金を確認した段階でアクセス権を送付させていただく形とさせていただきます.
# 年間購読されている方は,上記手続きは不要です.
3.
振替発表について
今回発表を行えなかった発表者の方のうち希望される方は来年度のいずれかの研究会で振替発表を行えるようにいたします.この場合は既に掲載費は頂戴しておりますので,追加の費用は発生いたしません.
ただし,研究報告の再掲はいたしませんので,原稿とともに振替発表を希望する場合は,今回の研究会の発表の取り下げをご検討ください.
なお,閲読を希望された方につきましても,振替発表では通常の発表と同じ質疑時間スケジュールとなりますこと,ご了承ください.
具体的な振替申込については今後の研究会の発表募集でご確認ください.
特集論文研究会で閲読希望された方は4月20日を目途に編集委員会から閲読結果の連絡をさせていただきます.

以上,ご案内申し上げます.
不明な点,ご相談などございましたら,教育システム情報学会研究会受付窓口
jsise-kenkyu@bunken.co.jp ご連絡ください.

■テーマ:
SDGs(Sustainable Development Goals)に貢献する教育システム
■開催日時:
中止となりました.
■会場:
中止となりました.
■主旨:
 本研究会では,社会における需要が急速に高まっている,持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)をテーマとした「SDGsに貢献する教育システム」に関する研究発表を募集いたします.2015年9月に国連で採択されたSDGsでは,地球上に山積する様々な課題の解決が国際目標として掲げられています.SDGsは,17の目標と169のターゲットから構成され,その一つには,「包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し,生涯学習の機会を促進する」ことが挙げられています.こうした状況において,「持続可能な開発を促進するために必要な知識・スキルの習得」のための学習環境の充実が求められています.SDGs の採択から5年が経過しようとしています.年限である2030年に向けて,近年における教育システム情報学領域における知見が共有されることによって,SDGsに貢献する教育システムの更なる発展が期待できます.

研究報告(全論文)

■プログラム:
◇セッションD-1
(D-1-1)
大学生を対象とした血圧測定促進教育の効果~ロボットと従来の教材を比較して~

○服部あいな(大阪府立大学,現代システム科学域知識情報システム学類,医療看護情報システム研究グループ),真嶋由貴恵(大阪府立大学,医療看護情報システム研究グループ),桝田聖子(大阪府立大学,医療看護情報システム研究グループ)
(D-1-2)
認知症高齢者への対応を実践的に学ぶための小学生向けロボット教材の開発と評価

○桝田聖子,藤森琴佳,真嶋由貴恵,中村裕美子
(D-1-3)
なぜなぜ分析ガイドエージェントの提案

〇高橋徹(実践女子大学)
◇セッションD-2
(D-2-1)
採血技術におけるセレンディピティ同定方法の検討 ー脳血流量を活用してー

難波亮磨(大阪府立大学),○平直幹(大阪府立大学),真嶋由貴惠(大阪府立大学),桝田聖子(大阪府立大学)
(D-2-2)
採血技術における視線軌跡及び皮膚進展圧力データに関する分析ー手順の自動評価に向けてー

○三原和馬(大阪府立大学),真嶋由貴惠(大阪府立大学),松田健(長崎県立大学)
◇セッションD-3
(D-3-1)
採血技術教育における経験学習促進システムの開発

○安達健二(大阪府立大学),真嶋由貴惠(大阪府立大学),桝田聖子(大阪府立大学)
(D-3-2)
プラチナナースを活用した独居高齢者の見守りサービスにおける教育プログラムの提案

八井田真生(大阪府立大学),○真嶋由貴恵(大阪府立大学),桝田聖子(大阪府立大学)
◇セッションE-1
(E-1-1)
持続可能かつ高品質な情報通信サービスを提供する情報配線システムの技術者教育と国際標準化

○菊池拓男(職業能力開発総合大学校)
(E-1-2)
Raspberry Piを用いたSDI技術演習プラットフォームの提案

新村正明,○丸山陸朗
(E-1-3)
SDGsターゲット3.4とターゲット4.5を目指したセルフモニタリングとコーピングを支援するICF-CYに則ったeポートフォリオシステムの開発

〇永森正仁(長岡技術科学大学大学院),塩野谷明(長岡技術科学大学大学院),長澤正樹(新潟大学大学院),薄田達哉(ロレムイプサム),三宅仁(立川メディカルセンター)
◇セッションE-2
(E-2-1)
ICT活用による聴覚障がい児童向け早期教育支援~読み書きスキル向上を目的としたモバイル教材の開発~

○松永信介(東京工科大学),野秋誠(トランスコスモス)
(E-2-2)
災害時の避難行動選択における競合の疑似体験を通して防災学習への動機づけを高める学習支援方式

○北川悠一(関西大学大学院),津野駿太郎(関西大学),田中孝治(金沢工業大学),堀雅洋(関西大学大学院)
◇セッションE-3
(E-3-1)
異文化理解とその適応感性を育む統合就職支援研修プログラムKIBIの開発と実践

○飯島美帆(KIBI,ジャパンスタイルデザイン),山本洋平(ジャパンスタイルデザイン),松永信介(東京工科大学)
(E-3-2)
企業内多国籍インターンシップにおける異文化理解教育eラーニングを活用した反転学習およびチームビルディング実践

○山本洋平,飯島美帆
■お問い合わせ先:
特集論文研究会担当委員(金沢工業大学 田中 孝治)
E-mail: kjtanaka@neptune.kanazawa-it.ac.jp(「@」の部分は,半角の「@」に変えて下さい)