教育システム情報学会(JSiSE)2021年度 第3回研究会 プログラム
担当:三好康夫、安間文彦、小西達裕(研究会委員会)
- ■テーマ:
- 対面・オンライン・ハイブリッド授業支援/一般
- ■開催日時:
- 2021年9月24日(金) 9:00~17:10
- ■開催場所:
- オンライン
- ■趣旨:
- コロナ禍の影響により、多くの大学で対面授業が自粛され、オンラインで授業を実施しなければならない状況が続いております。教師のICT機器の操作スキルは差が大きく、学習者側も操作スキルの差だけでなく機器やネットワークの環境にも違いがあることから、当初は手探り状態の現場の多くが混迷状態になっていたことと思われます。少しずつオンライン授業にも慣れ、授業実施に関する知見も蓄積されてきている今、本年度第3回研究会では「対面・オンライン・ハイブリッド授業支援」をテーマに、授業現場や学校教育を支える今後の教育システムのあり方を議論したいと考えております。
オンライン授業はオンデマンド型とリアルタイム型に大別することができ、それぞれの特徴を考慮して使い分けられています。また、対面授業とオンライン授業を組み合わせたハイブリッド型授業も注目され、様々な教育現場で実践されています。一方で、授業形態が多様化したことにより、出席管理やインタラクション、グループワークなどは授業形態ごとにやり方を変えなければならないなど、教師の負担が増大している側面も無視することはできません。特に成績評価において、学習者の様子の把握や公正な試験実施がオンラインで困難であることは、非常に悩ましい問題の一つです。そこで、このような問題の解決を目的とした支援システムの開発や支援の取り組みのような、多様化した授業形態の支援に関する研究発表を幅広く募集いたします。教師を支援対象にした研究に限らず、学習者や学校職員、保護者などを支援対象とした研究の発表もぜひご応募ください。その他、教育・学習支援システムに関する幅広い分野の発表も歓迎いたします。 - ■発表時間等:
- 発表時間は25分(発表17分、質疑7分、入れ替え1分)を予定しております。
- ■発表申込および研究会への参加方法:詳しくはこちらをご覧ください。
- 2021年度研究会より、研究発表および研究会参加には、研究報告の年間購読(4,000円/年)または各回の研究報告の購入(1,000円/回)が必要となります。ただし、聴講のみを希望する学生会員は研究報告を購入する必要はありません。
Zoom開催の場合のアクセス先は、申込受付メールに送信されるメールに記載してあります。〇発表者
発表申込および原稿提出は、下記「申込者ログイン」よりお願いします。
また、事前参加申込(研究報告の購入)は6月18日9時に開始します。
開始時刻以降に、下記「申込者ログイン」から手続きしてください。〇聴講のみを希望する学生会員
聴講のみを希望する学生会員は、「申込者ログイン」での手続きは行わず、下記の問い合わせ先まで直接メールでご連絡ください。〇上記以外の参加者
事前参加申込(研究報告の購入)は6月18日9時に開始します。
開始時刻以降に、下記「申込者ログイン」から手続きしてください。 - 申込者ログイン
- ■タイムテーブル
- 研究報告(全論文)
- [開会挨拶 9:00~9:05]
- [セッション1 9:05~10:20]
- (1) 9:05-9:30
オンライン留学におけるICT活用の現状と課題〇三井桃子(日本大学) - (2) 9:30-9:55
介護業界におけるICT導入の課題と可能性について〇大森花奈(日本大学) - (3) 9:55-10:20
外食産業における食品ロスの課題とアプリケーションの可能性〇大橋秀一朗(日本大学) - [セッション2 10:40~11:55]
- (4) 10:40-11:05
健康的なダイエットの認知におけるICT活用の可能性と課題〇冨山悠希(日本大学) - (5) 11:05-11:30
オンライン授業における大学生の先延ばしに関する検討 -自己調整学習の観点から-〇楠本真子(大阪府立大学),真嶋由貴恵(大阪府立大学),桝田聖子(大阪府立大学) - (6) 11:30-11:55
労働者のタイプに応じた対応スキルの修得を目指したeラーニングの開発〇高橋悟(島根大学),石原宏(島根大学),野口寿一(島根大学),平岡斉士(熊本大学) - (昼食 11:55〜13:30)
- [セッション3 13:30~15:10]
- (7) 13:30-13:55
スポーツスキル学習のモデル化と概念知習得支援〇廣瀬はるか(電気通信大学大学院),柏原昭博(電気通信大学大学院) - (8) 13:55-14:20
防災教育教材の評価指標に関する調査・提案〇二本柳綾香(公立はこだて未来大学),伊藤恵(公立はこだて未来大学) - (9) 14:20-14:45
プログラミング学習の専門的な概念理解における相互評価の効果〇東海林航(公立はこだて未来大学),伊藤恵(公立はこだて未来大学) - (10) 14:45-15:10
数理・プログラミング教育のためのクラウド教育システム開発の取組報告〇齋藤裕(新潟大学),劉雪峰(新潟大学),田中一成(早稲田大学),池浩一郎(新潟大学) - [セッション4 15:30〜17:10]
- (11) 15:30-15:55
Web会議システムを用いた遠隔授業における教師シルエット配信の有用性の検証〇岩本拓巳(高知大学大学院),三好康夫(高知大学大学院),岡本竜(高知大学大学院) - (12) 15:55-16:20
遠隔合同授業における机間指導のための授業者支援システムの検討〇古澤駿人(高知大学大学院),吉澤和寿保(高知大学),三好康夫(高知大学大学院),岡本竜(高知大学大学院) - (13) 16:20-16:45
オンライン授業におけるリアルタイム型グループ活動支援アプリの開発〇亀沢佑一(琉球大学大学院),國田樹(琉球大学大学院) - (14) 16:45-17:10
オンライン授業でTAを選択して質問予約できるchat botの試作〇鏡山虹介(龍谷大学大学院),樋口三郎(龍谷大学) - ■研究報告執筆フォーマット:
- ■お問い合わせ先:
- 三好康夫(高知大学、第3回研究会担当委員)
E-mail: miyoshi[at mark]is.kochi-u.ac.jp([at mark]の部分は、半角の「@」に変えて下さい)