一人1台時代の情報活用能力の育成/一般

教育システム情報学会(JSiSE)2020年度 第6回研究会 プログラム

担当:浅羽 修丈、西野 和典、西端 律子、鷹岡 亮、永田 奈央美、 長谷川 理、尾崎拓郎、山本 樹(研究会委員会)
■テーマ:
一人1台時代の情報活用能力の育成/一般
■開催日時:
2021年3月21日(日) 10:20 – 16:20
■開催場所:
オンライン開催
■趣旨:
 2019年末,子どもたち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に向けて、GIGAスクール構想が示されました。これから確実にやってくる超高速ネットワーク、クラウド、一人1台から一人1アカウント時代において、プログラミング教育、探究的・プロジェクト的な学びにおけるICT活用など情報活用能力、さらに情報統合能力の育成はより重要になってくると考えられます。
また、COVID-19の拡大の影響により、休業が長期化し教育課程の実施に支障が生じる事態に備えて、一人1台端末の早期実現、家庭でもつながる通信環境の整備を加速させることで、ICTの活用により全ての子供たちの学びを保証できる環境を早期に実現するために、文部科学省が2020年度の補正予算を計上しました。このことにより、教育現場でのICT環境の整備やICT機器を用いた教育方法を検討することは急務となっています。これらのことから、初等・中等・高等教育、あるいは接続性を踏まえた情報活用能力の育成について参加者の皆さんと考えていきたいと思います。
そこで第6回研究会では、上記についての研究や議論を深めるため、「一人1台時代の情報活用能力の育成」に関連する研究発表を募集します。対象は、小中高に限らず、大学等で持続可能な教育実践研究や、それらを支援するシステムなどを開発・研究されている研究発表もぜひご応募ください。
なお、教育の情報化に関連した研究発表や本学会の取り扱う領域における一般研究発表も幅広く募りますので、奮ってご投稿ください。
■参加申込および参加費等:
 研究会の発表者、共著者、聴講参加を問わず、全ての方は、できる限り事前の参加申込へのご協力をお願いします。なお、当日も本研究会が終了するまで参加登録いただけます。
登録していただいた方へは、第6回研究会の開催用URL(ZOOM)を登録時の自動送信メールでお送りいたします。
事前参加申込の登録を行う方は、以下より行ってください。
※研究会報告をご希望の方は、入金確認の都合上、3/19までに事前参加登録および入金してください。
http://bit.ly/3p5GTVM
■タイムテーブル:
発表時間は1件25分(発表18分,質疑7分)
研究報告(全論文)
◇接続確認:9:30~10:20
[A会場]
◇開会の挨拶(10:20~10:30):A会場のみで実施
◇セッションA-1
10:30~12:10
(A-1-1)10:30~10:55
拡張性を有する学習支援システムアーキテクチャに基づく分散マルチプラットフォーム学習環境の設計と試作

〇仲林清(千葉工業大学,熊本大学),森本容介(放送大学)
(A-1-2)10:55~11:20
ラーニングアナリティクスシステムの導入とその評価: 京都市内の中高一貫校における生徒の意識調査

〇黒宮寛之(京都大学大学院),フラナガンブレンダン(京都大学学術情報メディアセンター),マジュンダールリトジット(京都大学学術情報メディアセンター),緒方広明(京都大学学術情報メディアセンター),星野佐和(京都大学大学院)
(A-1-3)11:20~11:45
ICTを活用した看護教育のための新しいオンラインコンテンツの開発

〇小池武嗣(聖隷クリストファー大学)
(A-1-4)11:45~12:10
ロボット講義における講義シナリオの適応的制御

〇柏原昭博(電気通信大学大学院),菅原歩夢(電気通信大学大学院)
◇昼食 12:10~13:10
◇セッションA-2
13:10~14:25
(A-2-1)13:10~13:35
オンラインでのキャリア教育科目におけるSELの設計と進路選択自己効力の向上

〇田中洋一(仁愛女子短期大学)
(A-2-2)13:35~14:00
VR会議とテレビ会議利用時の周辺環境の違いにおける対話のしやすさ評価

〇串田愛佳(共立女子大学),永岡慶三(早稲田大学),米谷雄介(香川大学),卯木輝彦(フォトロン 研究開発センター),谷田貝雅典(共立女子大学,共立女子大学大学院)
(A-2-3)14:00~14:25
COVID-19の影響で実施したオンライン授業に対する児童生徒の認識とハイブリット型授業に対する教員の認識

〇北澤武(東京学芸大学大学院),黒飛雅樹(八千代市教育センター),中村めぐみ(つくば市総合教育研究所),毛利靖(つくば市立みどりの学園義務教育学校),渡邊茂一(相模原市教育センター),渡部昭(墨田区教育委員会),石坂芳実(ICT CONNECT 21),赤堀侃司(ICT CONNECT 21)
◇休憩 14:25~14:40
◇セッションA-3
14:40~16:20
(A-3-1)14:40~15:05
学習活動の準備状態を高めるオンライン・バズセッションの要求と仕様

〇浅羽修丈(北九州市立大学),斐品正照(東京国際大学)
(A-3-2)15:05~15:30
児童1人1台端末の授業実践に向けた小学校教員の認識

〇高田京輔(東京学芸大学大学院教育学研究科),北澤武(東京学芸大学大学院教育学研究科)
(A-3-3)15:30~15:55
1人1台端末環境に対応した教員養成および教員研修のあり方の提案

〇谷塚光典(信州大学),森下孟(信州大学),林寛平(信州大学),佐藤和紀(信州大学)
(A-3-4)15:55〜16:20
ELECOAにおける教材オブジェクト間通信削減方式

〇森本容介(放送大学),仲林清(千葉工業大学)
[B会場]
◇セッションB-1
10:30~12:10
(B-1-1)10:30~10:55
ARマーカーにより人物と場所を結び付ける歴史学習支援システムの構築

〇竹中裕樹(和歌山大学大学院),曽我真人(和歌山大学)
(B-1-2)10:55~11:20
中等教育向けVR校外学習用史跡学習コンテンツの制作と評価

〇杉澤香織(共立女子大学),永岡慶三(早稲田大学),米谷雄介(香川大学),卯木輝彦(フォトロン 研究開発センター),谷田貝雅典(共立女子大学,共立女子大学大学院)
(B-1-3)11:20~11:45
誤答を含めた力学概念調査(FCI)の回答分析の試み

〇近藤隆司(大分大学),後藤善友(別府大学短期大学部)
(B-1-4)11:45~12:10
複数シチュエーションでのMIF誤概念解消を目的とした学習手法の開発と評価

〇石井稜悟(千葉工業大学大学院),仲林清(千葉工業大学)
◇昼食 12:10~13:10
◇セッションB-2
13:10~14:25
(B-2-1)13:10~13:35
アナロジーと操作を活用したメンタルローテーション能力向上のための学習支援システム

〇河中晋規(広島市立大学大学院),松原行宏(広島市立大学大学院),岩根典之(広島市立大学大学院),岡本勝(広島市立大学大学院)
(B-2-2)13:35~14:00
一次方程式の解法を題材とした「教えることにより学ぶ」学習支援システムに関する研究

〇梶岡瑞貴(広島市立大学大学院),松原行宏(広島市立大学大学院),岩根典之(広島市立大学大学院),岡本勝(広島市立大学大学院)
(B-2-3)14:00~14:25
CNNを用いた音高想起時の脳波デコーディングの試み

〇清水菜々子(和歌山大学大学院),曽我真人(和歌山大学)
◇休憩 14:25~14:40
◇セッションB-3
14:40~15:55
(B-3-1)14:40~15:05
三角ロジックモデルに基づく論理組立演習の拡張と実験的評価 ー情報不備化,無意味綴り化,非常識命題化ー

〇中野謙(広島大学大学院工学研究科),北村拓也(広島大学学術・社会連携室),姫宮恵(広島大学工学部),沖永友広(広島大学工学部),林雄介(広島大学大学院工学研究科),平嶋宗(広島大学大学院工学研究科)
(B-3-2)15:05~15:30
他者視点の認知を促すプレゼンシナリオ設計支援システム

〇正門和己(大阪府立大学大学院),林佑樹(大阪府立大学大学院),瀬田和久(大阪府立大学大学院)
(B-3-3)15:30~15:55
VRを利用したプレゼンテーションセルフレビューシステムの評価

〇平田雄也(電気通信大学),柏原昭博(電気通信大学)
[C会場]
◇セッションC-1
10:30~12:10
(C-1-1)10:30~10:55
運転シミュレータのシナリオ制御モデルの評価

〇齊藤玲(電気通信大学大学院),柏原昭博(電気通信大学大学院),内藤弘望(徳島大学),松浦健二(徳島大学),戸井健夫(三菱プレシジョン),栗田弦太(三菱プレシジョン)
(C-1-2)10:55~11:20
安全な走行領域を考慮した段階的危険予測学習支援システムの開発

〇辻文武(広島市立大学大学院),松原行宏(広島市立大学大学院),岩根典之(広島市立大学大学院),岡本勝(広島市立大学大学院),山元翔(近畿大学)
(C-1-3)11:20~11:45
初等力学問題を対象とした問題間構造組立演習システムの設計開発と実験的評価

〇元川凱喜(広島大学大学院工学研究科)
(C-1-4)11:45~12:10
視聴覚刺激の呈示によるタスク処理中の予期的時間評価の変化に関する検証

〇佐々木直人(和歌山大学大学院),曽我真人(和歌山大学)
◇昼食 12:10~13:10
◇セッションC-2
13:10~14:25
(C-2-1)13:10~13:35
透視図法の学習を目的としたスケッチ学習支援システムの構築

〇島治季(和歌山大学大学院),曽我真人(和歌山大学)
(C-2-2)13:35~14:00
シェアリングエコノミーのビジネスモデルを主題とした学習手法

〇長嶋啓太(千葉工業大学 大学院),仲林清(千葉工業大学)
(C-2-3)14:00~14:25
外国語学習・デジタル教科書を用いた遠隔授業支援と学習ガイド機能の構想

〇喜久川功(常葉大学),有富智世(常葉大学)
◇休憩 14:25~14:40
◇セッションC-3
14:40〜15:55
(C-3-1)14:40~15:05
肢体不自由者のための自立活動支援アプリケーション開発

〇春日源太郎(東京工業高等専門学校),畑中正介(東京工業高等専門学校),吉本定伸(東京工業高等専門学校),谷本式慶(東京都立小平特別支援学校)
(C-3-2)15:05~15:30
発達障害のある子どもへのプログラミング教育の提案 -算数の文章題解決につなげるために-

〇坂口夢羽斗(大阪府立大学),真嶋由貴惠(大阪府立大学大学院),桝田聖子(大阪府立大学大学院)
(C-3-3)15:30~15:55
デンマークにおける若者へのチャットキャリアカウンセリングとカウンセラーの能力開発

〇森田佐知子(高知大学)
■お問い合わせ先:永田奈央美(静岡産業大学)、山本樹(明海大学)
E-mail: jsise-sig-6th[at]googlegroups.com([at]の部分は、半角の@に変えて下さい)