教育DXと実世界指向学習環境/一般

教育システム情報学会(JSiSE)2022年度 第5回研究会 プログラム

担当:佐々木 整,三石 大,高木 正則,鷹野 孝典,光原 弘幸 (研究会委員会)
■テーマ:
教育DXと実世界指向学習環境/一般
■開催日時:
2023年1月21日(土) 10:00~16:45
■開催場所:
拓殖大学 文京キャンパス E館608教室
https://www.takushoku-u.ac.jp/access.html
(ハイブリッド開催予定,ただし,完全オンラインになる可能性あり)
■趣旨:
 本年度第5回研究会は「教育DXと実世界指向学習環境/一般」のテーマで実施いたします.携帯情報端末や高速無線通信,存在感を有して知的に振る舞うロボット,身の回りの様々なモノをコンピューティングの対象とするIoT,実世界と仮想世界を融合した学習環境を提供するMR/VR/ARなど,新しい教育学習環境を切り拓く技術が次々と社会に浸透しており,このような新技術は教育学習環境を大きく変えようとしています.
また,世界的なコロナ禍の影響で,教育学習環境のオンライン化が一気に加速し,教育現場におけるDXへの関心が急速に高まっています.このような学び方や教え方のパラダイムシフトの必要性や可能性を実感する一方で,実際にその場に訪れ,人やモノと接することでしか得られない学びを提供する実世界指向の教育学習環境の重要性も指摘されています.
こうした教育学習環境の急速な変化を踏まえ,第5回研究会では「教育DXと実世界指向学習環境」について,そのための教授設計も含め,システム・基礎技術の開発,実践,ならびに,新しい教育・学習手法に関する研究発表を募集し,共に考える議論の場としたいと考えています.なお,本テーマに関わらず幅広く一般の研究発表につきましても併せて募集しますので,多くの皆様からのご発表のお申込みをお待ちしております.
■発表時間等:
発表時間は25分(発表17分,質疑7分,入れ替え1分)を予定しております.
■発表申込および研究会への参加方法:
研究発表および研究会参加には,研究報告の年間購読(4,000円/年)または各回の研究報告の購入(1,000円/回)が必要となります.ただし,聴講のみを希望する学生会員は研究報告を購入する必要はありません.
オンライン(Zoom)のアクセス先は,参加申込時に送信されるメールに記載されます.
また,会場校での参加希望の方は別途申し込みが必要となります.
〇聴講のみを希望する学生会員
聴講のみを希望する学生会員は,「申込者ログイン」での手続きは行わず,末尾の問い合わせ先まで直接メールでご連絡ください.
〇上記以外の参加者
事前参加申込(研究報告の購入)は2022年12月15日9時に開始します.
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください.
申込者ログイン
※会場校での参加希望の方のみ
〇会場参加申込
今後の感染状況によって会場校の来場者数を制限する場合があります.会場校での参加をご希望の場合は2023年1月16日までに、上記事前申込とは「別に」下記URLにて予め会場参加申込をお願いします(来場者数の上限に達した場合は,その時点でフォームを閉鎖いたします).
https://forms.gle/VRfx6kgAmEcxTLRu7
■タイムテーブル
研究報告(全論文)

[開会挨拶 10:00~10:05] 鷹野孝典(神奈川工科大学)

[セッション1 10:05~11:45] 座長 光原弘幸(徳島大学)
(1)10:05-10:30
授業ガイドの変遷からみる継続的な全学PBL科目運営の課題-ガイドブックの内容改修の分析による考察-

 〇石田百合子(職業能力開発総合大学校),水島あかね(明石工業高等専門学校),田中誠一(明石工業高等専門学校),松葉龍一(東京工科大学)
(2)10:30-10:55
プロジェクト型学習円滑化支援を目的としたロールプレイ教材開発の試み

 〇白澤秀剛(東海大学)
(3)10:55-11:20
ビデオ教材の活用を目的とした再編集ツールの開発

 〇土永航太郎(拓殖大学),佐々木整(拓殖大学)
(4)11:20-11:45
発言の仕分けに着目したファシリテーションの学習手法の改良と結果の考察

 〇新目紗也(千葉工業大学),仲林清(千葉工業大学)
[昼食 11:45~13:00]
(5)13:00-13:25
反転授業におけるワークシートを利用した事前学習と授業活動の関係分析

 〇川上達也(公立はこだて未来大学大学院),角康之(公立はこだて未来大学),山口琢(公立はこだて未来大学大学院),大場みち子(公立はこだて未来大学)
(6)13:25-13:50
グループプレゼンテーションにおけるオンラインのスライドの同時編集に関する分析

 〇松下侑輝(鹿児島大学高等教育研究開発センター),森裕生(鹿児島大学高等教育研究開発センター)
(7)13:50-14:15
メタバースを利用した協調学習のための位置的距離を知覚可能なコミュニケーション環境の提案

 〇阿部飛翔瑠(仙台高等専門学校),髙橋晶子(仙台高等専門学校),大河雄一(東北大学),大山智也(東北大学),趙秀敏(東北大学),三石大(東北大学),早川美徳(東北大学)
(8)14:15-14:40
メタバース内避難訓練の提案と試作システム

 〇光原弘幸(徳島大学),谷岡樹(徳島大学),大江海斗(徳島大学),市野有朔(徳島大学),長濱誠弥(徳島大学),獅々堀正幹(徳島大学)
[休憩 14:40~15:00]
[セッション3 15:00~16:40] 座長 大河雄一(東北大学)
(9)15:00-15:25
プログラミング演習における指導が必要な学習者の自動検出

 〇河瀬雅弥(三重大学大学院),北英彦(三重大学大学院),高瀬治彦(三重大学大学院)
(10)15:25-15:50
パズル型プログラミング問題を用いた学習者の思考過程に基づく学習支援システムの開発

 〇渡邉雄之介(公立はこだて未来大学大学院),山口琢(公立はこだて未来大学大学院),大場みち子(公立はこだて未来大学)
(11)15:50-16:15
模写コーディングによるプログラミング学習支援システムの開発

 〇濱田惇也(拓殖大学),佐々木整(拓殖大学),佐野智哉(拓殖大学)
(12)16:15-16:40
ソーシャルロボット、デジタルツイン環境等の利用体験型授業から考える教育DX

 〇坂田信裕(獨協医科大学),坂東宏和(獨協医科大学),上西秀和(獨協医科大学),山下真幸(獨協医科大学),入江駿(獨協医科大学)
[開会挨拶 16:40~16:45] 佐々木整(拓殖大学)
■お問い合わせ先:
佐々木 整(拓殖大学,第5回研究会担当委員)
E-mail: jsise-sig-5th[at mark]googlegroups.com
([at mark]の部分は,半角の「@」に変えて下さい)