初等教育とプログラミング/一般

教育システム情報学会(JSiSE) 2017年度 第6回研究会 開催案内

担当:西野和典(九州工業大学),西端律子(畿央大学), 鷹岡亮(山口大学),浅羽修丈(北九州市立大学), 山本樹(創価大学),永田奈央美(静岡産業大学), 長谷川理(信州大学)
■テーマ:
初等教育とプログラミング/一般
■開催日:
2018年3月17日(土) 10:00 – 16:40
■会場:
畿央大学
(〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2)
http://www.kio.ac.jp/guide/outline/access/
■趣旨:
 学習指導要領の改訂に向けて,基本的な方向性が示されています.次期学習指導要領は,小学校は平成32年度,中学校は平成33年度から全面実施されます.その中で,小学校においてプログラミング教育が必修化されることになっています.小学校段階におけるプログラミング教育については,プログラミング言語を用いた記述方法,いわゆるコーディングを学ぶことが目的ではなく,「プログラミングを体験しながら,コンピューターに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力」を育むことが主な目的とされています.すでに先行事例なども報告されていますが,今後,さらに小学校段階でのプログラミング教育の在り方や,教科等の中で上記の論理的思考を育むための学習内容や学習方法,教材の開発などの議論が活発化することが予想されます.
そこで,今年度の第6回研究会は,初等教育におけるプログラミング教育の学習内容や学習方法,教材開発などについての研究や議論を深めるため,「初等教育とプログラミング」に関連する研究発表を中心に実施します.
■研究会および懇親会の参加登録:
 研究会当日のご参加も受付けておりますが,当日の円滑な受付けのため,事前の参加登録のご協力を お願いしております.研究会への参加を予定されている方は,【3月10日(土)】までに,下記のWebページにお名前やご所属等の情報を入力してご登録下さい.なお、特集論文研究会と合同で,大学最寄り駅の五位堂駅付近で懇親会(先着35名,4,500円程度)を予定しております.懇親会の参加希望も【3月10日(土)】までに下記Webページにご登録下さい.研究発表の申込をされた方も,懇親会の参加を希望される場合は,下記Webページでご登録下さい.
https://goo.gl/forms/dC3kT3JwWAi7FqMv2
■研究報告集と登壇者の報告書購入について
 昨年度から研究報告が電子化されました.年間購読をお申し込み頂いている会員の方は,研究会開催日の約1週間前から会員専用マイページで公開されます.非会員の方や,年間購読を申し込まれていない方は,当日,受付で予稿集代(1,000円)をお支払いただき,ダウンロード用パスワードをお受け取り下さい.当日購入者でインターネット接続できない場合,USBメモリーからコピーいただくこともできます.
研究会への参加費は無料となっておりますが,登壇者の方で研究報告の年間購読をされていない方には,当日分のオンライン研究報告集の購入(1,000円)をお願いしております.詳しくはQ&Aを御覧ください.

*年間購読(4,000円)をお申し込みいただくと,年6回の定例研究会と1回の特集研究会の計7回分の研究報告を読むことができます.
申込方法等の詳細は,こちらをご覧ください.
■タイムテーブル 発表時間は1件25分(発表17分,質疑8分)
研究報告(全論文)

[受付,休憩室(L101教室)]
◇開場 9:30

[A会場(L102教室)]
◇開会の挨拶(10:00-10:10):A会場のみで実施

◇セッションA-1(10:10-11:50)
(A-1-1) 10:10-10:35
図解を入力とした設計書作成とプログラミングによる文書作成教育

○藤田悠(長野工業高等専門学校)
(A-1-2) 10:35-11:00
動画とプログラミングを活用した数学の授業について

○高木和久(高知工業高等専門学校)
(A-1-3) 11:00-11:25
プログラミング的思考の育成を目指した小学校における教科横断的なプログラミング教育の実践

○尾藤菜摘(東京学芸大学),後藤勝洋(渋谷区立西原小学校),森本康彦(東京学芸大学)
(A-1-4) 11:25-11:50
プログラミング課題自動チェック機構を活用した演習課題の分割と事前学習化の試み

○伊藤恵(公立はこだて未来大学)

◇昼食(11:50-13:10)

◇セッションA-2(13:10-14:50)
(A-2-1) 13:10-13:35
情報系ロールモデルとなる外部講師の講演を通じた学生のキャリア形成の意識調査

○山川広人,小松川浩(千歳科学技術大学)
(A-2-2) 13:35-14:00
情報倫理教育における協調的学習の効果 ―情報倫理に関わる行動・判断への影響―

○河野稔(兵庫大学)
(A-2-3) 14:00-14:25
遠隔プレゼンテーションに対するBGMの効果とその検証

○奈良緑(早稲田大学),米谷雄介(香川大学),谷田貝雅典(共立女子大学),木下涼(電気通信大学),永岡慶三(早稲田大学)
(A-2-4) 14:25-14:50
コメント同期型サイト及び絵文字を利用した自己反省を促すプレゼンテーション評価方法の提案

○柏瀬理沙(早稲田大学),木下涼(電気通信大学),谷田貝雅典(共立女子大学),米谷雄介(香川大学),永岡慶三(早稲田大学)

◇休憩(14:50-15:05)

◇セッションA-3(15:05-15:55)
(A-3-1) 15:05-15:30
バーチャルゼミにおける学び合いの効果と情意評価項目との関連性の検討

○妻鹿宏紀(早稲田大学),谷田貝雅典(共立女子大学),米谷雄介(香川大学),木下涼(電気通信大学),永岡慶三(早稲田大学)
(A-3-2) 15:30-15:55
ストーリーテリングと商品紹介のスライド作成における各種所要時間と意識の比較

○宮地功(独立行政法人国立高等専門学校機構 富山高等専門学校)

◇閉会の挨拶(16:30-16:40):A会場のみで実施

[B会場(L103教室)]

◇セッションB-1(10:10-11:50)
(B-1-1) 10:10-10:35
拡張性を有する学習支援システムアーキテクチャに基づく分散マルチプラットフォーム学習環境の検討

○仲林清(千葉工業大学),森本容介(放送大学),池田満(北陸先端科学技術大学院大学),瀬田和久(大阪府立大学),田村恭久(上智大学)
(B-1-2) 10:35-11:00
意図共有スキルの向上を指向した思考整理支援システムの開発と評価

○森夏実,林佑樹,瀬田和久(大阪府立大学大学院)
(B-1-3) 11:00-11:25
両手で行う手話動作に関する認識手法の基本検討とその評価

○岡安優奈,小澤辰典,西村広光,田中博(神奈川工科大学),小林大輔,岩本典夫,加藤秀司(株式会社ケイ・シー・シー)
(B-1-4) 11:25-11:50
統計データを含むレポート作成指導のためのシステム化への公共データの活用

○吉根勝美(南山大学)

◇昼食(11:50-13:10)

◇セッションB-2(13:10-14:50)
(B-2-1) 13:10-13:35
Web調べ学習における主体的学習プロセスの診断手法

○佐藤禎紀,柏原昭博(電気通信大学),長谷川忍(北陸先端科学技術大学),太田光一(日本生涯学習総合研究所),鷹岡亮(山口大学)
(B-2-2) 13:35-14:00
スマートフォン向け卓球ゲームリアルタイム記録・分析アプリの開発

○筒井隆文,岡崎泰久(佐賀大学大学院)
(B-2-3) 14:00-14:25
eラーニングを用いた教員免許更新講習における履修モデルの提案

○砂原悟,大河内佳浩,小松川浩(千歳科学技術大学)
(B-2-4) 14:25-14:50
評価者の気づきを促進する模擬授業評価システムの開発

永冨有輝,近藤秀樹,山口真之介,大西淑雅,○西野和典(九州工業大学)

◇休憩(14:50-15:05)

◇セッションB-3(15:05-16:20)
(B-3-1) 15:05-15:30
ICTを活用した地域住民によるハザードマップ作成の試用

○松尾将,小崎駿,岡崎泰久,三島伸雄(佐賀大学)
(B-3-2) 15:30-15:55
社会福祉士養成課程におけるICTを活用した模擬面接教材の評価分析

○坂本毅啓,佐藤貴之(北九州市立大学),中原大介(福山平成大学)
(B-3-3) 15:55-16:20
古都奈良の魅力を発信するAR技術を使った観光地案内アプリ制作とICTデザイン教育

三浦剛(東京工芸大学),○松下征悟(奈良県立磯城野高等学校)
■お問い合わせ先:
西端律子(畿央大学、第6回研究会担当委員)
E-mail:r.nishibata@kio.ac.jp (@の部分は半角の@に変えてください)