新技術による教育・学習環境の構築と教授設計/一般

教育システム情報学会 2016年度 第5回研究会 開催案内

担当:光原弘幸(徳島大学),三石 大(東北大学), 佐々木整(拓殖大学),高木正則(岩手県立大学), 鷹野孝典(神奈川工科大学)
■テーマ:
「新技術による教育・学習環境の構築と教授設計/一般」
■開催日時:
2017年1月7日(土)10:10~16:10
■会場:
愛媛大学城北キャンパス 愛大ミューズ M32,M33(〒790-8577 愛媛県松山市文京町3番)
城北キャンパスへのアクセス: https://www.ehime-u.ac.jp/overview/access/johoku/

※会場の愛媛大学周辺は観光地(道後温泉や松山城など)のため,宿泊先の混雑が予想されます.特に,三連休の初日にあたりますので、お早めに宿泊先を確保されることをお勧めします.
■趣旨
 絶え間なく生み出され社会に浸透していく多様な技術は,次世代教育・学習環境を設計・開発・実践する上で欠かせません.スマートフォンやタブレット端末,クラウドコンピューティングやIoT,ディープラーニング,ロボットなど,すでに現場にも導入されている技術から,これからの活用が期待される新技術まで,それらを利用した教育・学習環境の構築や授業設計は非常に重要です.
 2016年度第5回研究会では,技術駆動型(テクノロジードリブンな)次世代教育・学習環境について,そのための教授設計も含め,システム・基礎技術の開発,実践,ならびに,新しい教育・学習手法に関する幅広い研究発表の場,共に考える議論の場としたいと思います.
■参加登録
 研究会当日のご参加も受付けておりますが,当日の円滑な受付けのため,事前の参加登録のご協力をお願いしております.研究会へのご参加を予定している方は,12月26日(月)までに,担当委員(E-mail: jsise-sig-5th_at_googlegroups.com ( _at_ を@に変えてください) )までお名前とご所属をお知らせ下さい.懇親会の参加希望も12月26日(月)までにお知らせ下さい.
■研究報告集と登壇者の報告書購入について
 今年度から研究報告が電子化されました.年間購読をお申し込み頂いている会員の方は,研究会開催日の約1週間前から会員専用マイページで公開されます.非会員の方や,年間購読を申し込まれていない方は,当日、受付で予稿集代(1,000円)をお支払いただき,ダウンロード用パスワードをお受け取り下さい.当日購入者でインターネット接続できない場合,USBメモリーからコピーいただくこともできます.
 研究会への参加費は無料となっておりますが,登壇者の方で研究報告の年間購読をされていない方には,当日分のオンライン研究報告集の購入(1,000円)をお願いしております.詳しくはQ&A(https://www.jsise.org/society_research/participate/)を御覧ください.

* 年間購読(4,000円)をお申し込みいただくと,年 6 回の定例研究会と1 回の特集研究会の計 7 回分の研究報告を読むことができます.申込方法等の詳細は,こちら(https://www.jsise.org/society_research/participate/)をご覧ください.

研究報告(全論文)

■タイムテーブル 発表時間は 25 分(発表 18 分,質疑 7 分)
[A会場:M32]
10:10~10:20 開会挨拶・会場移動(10分)
(1) 10:20~10:45
研究活動における科学者の不正行動を抑制するための倫理教育システムの提案
 〇河合孝尚(長崎大学),井内健介(徳島大学),野内玲(信州大学)
(2) 10:45~11:10
テスト理論に基づいた項目分析支援システムの作問現場での活用と評価
 〇林貴史,高木正則,山田敬三,佐々木淳(岩手県立大学大学院)
(3) 11:10~11:35
変容的形成的評価をベースとしたLAKシステムのデザインの検討
 〇太田剛(放送大学大学院),森本容介,加藤浩(放送大学)
(4) 11:35~12:00
自己調整学習を主題とするビデオとオンラインレポートを活用した授業実践における学習者の意識調査
 〇仲林清(千葉工業大学/熊本大学)
12:00~13:30 昼食(1時間30分)
(5) 13:30~13:55
教材の配置支援ツール開発に向けた既存コースの分析
 〇大西淑雅,山口真之介,西野和典(九州工業大学)
(6) 13:55~14:20
フランス詩を用いたフランス語学習WEBサイト「ぽえふら」の設計と構築
 〇廣田大地(神戸大学)
(7) 14:20~14:45
聞き取り箇所の正答率集計機能を備えた英語リスニング学習支援システムの開発
 鷹野孝典,〇栗原準,石川俊明,上村航平,笠井貴之(神奈川工科大学)
(8) 14:45~15:10
大規模コーパスを用いた言語処理に基づく英語複合名詞の学習支援
 〇岩田陽也,梅村祥之(広島工業大学大学院)
(9) 15:10~15:35
英語プレゼン学習支援アプリケーションにおける音声特徴抽出アルゴリズムの検討
 〇窪田知也,堀智子,吉本定伸,小嶋徹也(東京工業高等専門学校)
(10) 15:35~16:00
協調作業を支援するIoTを用いた学習環境
 〇野口孝文,千田和範,稲守栄(釧路工業高等専門学校)
16:00~16:10 閉会挨拶(10分)
[B会場:M33]
(11) 10:20~10:45
Penumbral Tourism:観光を指向したICT活用型防災教育の提案
 〇光原弘幸(徳島大学大学院),井上武久,山口健治,武知康逸,森本真理(株式会社オプトピア),上月康則,井若和久,獅々堀正幹(徳島大学大学院)
(12) 10:45~11:10
Googleストリートビューを用いたバーチャル避難訓練システム
 〇室川優希(徳島大学工学部),光原弘幸(徳島大学大学院),井上武久,山口健治,武知康逸,森本真理(株式会社オプトピア),上月康則,井若和久,獅々堀正幹(徳島大学大学院)
(13) 11:10~11:35
Androidタブレット端末を用いた小学校での安全マップ活動支援アプリケーションの機能改善
 〇戸松和紀,松岡利人,渥美亮祐,吉本定伸(国立東京工業高等専門学校)
(14) 11:35~12:00
タブレットPCを用いた肢体不自由者の入力操作測定用アプリケーションの開発
 〇細川良輔,吉本定伸(東京工業高等専門学校),金森克浩(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所),佐野将大(香川県立高松養護学校)
12:00~13:30 昼食(1時間30分)
(15) 13:30~13:55
キネクトv2による肢体不自由者向け腕トレーニングシステムの改善
 〇佐藤万里樹,吉本定伸(国立東京工業高等専門学校),谷本式慶(東京都立八王子東特別支援学校)
(16) 13:55~14:20
Android端末を用いた認知機能評価のためのアプリケーション開発
 〇松岡利人,渥美亮祐(国立東京工業高等専門学校),小久保奈緒美,横井優磨,齊藤勇二,村田美穂,堀越勝(国立精神・神経医療研究センター),吉本定伸(国立東京工業高等専門学校)
(17) 14:20~14:45
ロボットを活用した小学生のための認知症サポーター育成教材の開発
 〇村嶋琴佳(大阪府立大学),桝田聖子(関西医療大学),真嶋由貴恵(大阪府立大学)
(18) 14:45~15:10
食育支援システムの開発と効果 ~児童と保護者双方の食生活の改善~
 アブドサラムダウティ(新疆大学),〇清水佑起(東京電機大学),中山洋(東京電機大学)
(19) 15:10~15:35
プログラミング教育のためのメモ用紙活用における電子ペーパー利用の試み
 〇伊藤恵,椿本弥生,白石陽,奥野拓(公立はこだて未来大学)
■懇親会
 研究会終了後,愛媛の名物料理を囲む懇親会を開催する予定です.懇親会等についての問い合わせや参加希望のご連絡は下記の担当者までご連絡ください.
■研究会案内・お問い合わせ
第5回研究会担当委員(代表:徳島大学理工学部 光原 弘幸)
E-mail: jsise-sig-5th_at_googlegroups.com ( _at_ を@に変えてください)