DX・AI時代の学習環境,リスキリング/ヘルスケア分野のDX人材育成/一般

教育システム情報学会(JSiSE)2024年度第1回研究会 プログラム

担当:大河雄一,加藤泰久,近藤伸彦,杣木佐知子,真嶋由貴恵,東本崇仁,森本容介(研究会委員会)
■テーマ:
DX・AI時代の学習環境,リスキリング/ヘルスケア分野のDX人材育成/一般
■開催日時:
2024年5月18日(土)
■開催場所:
千葉工業大学津田沼キャンパス 7号館4階 7402教室・7403教室
https://www.it-chiba.ac.jp/institute/access/tsudanuma/
※本研究会は対面のみの実施です.

■趣旨:
 2024年度第1回研究会は,「DX・AI時代の学習環境,リスキリング/ヘルスケア分野のDX人材育成/一般」のテーマで実施いたします.
DX(デジタルトランスフォーメーション)の概念が浸透し,様々な分野でDXに取り組まれてきました.また,現在も続く第三次AIブームの中で,昨年は生成AIが大きな注目を集め,その活用が模索されました.DXは,ICTの利活用をさらに高度化し,データ・技術・人間が共生して新たな価値を創出することが本質です.DXの促進にAIが活用され,DXが進むことでAIが進歩するなど,DXとAIは相互補完的な関係にあります.教育・学習分野においても,DX,AIの活用は重要な課題となります.本研究会では,教育や学習におけるDX・AIについて多面的に議論したいと考えております.DX・AI時代に向けた大学や企業における人材開発,学習コンテンツ設計,インストラクショナルデザイン,品質評価,学習者支援,ブレンデッドラーニング・インフォーマルラーニングなどの方法論,eラーニングツール・システム,実践環境やモデルに関する提案・開発・応用など幅広いトピックに関する発表を募集いたします.
「ヘルスケア分野のDX人材育成」に関しては,ヘルスケア分野において求められる高い実践能力をもつ人材の育成やナレッジマネジメント,学習者支援,学習コンテンツの設計,インストラクショナルデザイン,医療シミュレーション教材の開発や実践,医療サービスの質保証ならびに質評価,eラーニング教材制作,臨床や教育機関での実践・運営環境,著作権処理などに関する様々なトピックを扱い,この分野における専門職教育に必要な知識や技能を習得するためのICT活用教育方法,さらにはこの分野におけるDX人材について議論を進めていきたいと思います.
その他,教育システムに関する幅広い分野からの発表も歓迎いたします.初中等教育,高等教育,企業教育などの分野から,多くの方々の発表をお待ちしております.

■研究会への参加方法:
研究発表および研究会参加には,研究報告の年間購読(4,000円/年)または各回の研究報告の購入(1,000円/回)が必要となります.初等中等の減免処置を受けておられる場合も正会員と同じ扱いになります.ただし,聴講のみを希望する学生会員は研究報告を購入する必要はありません.
〇聴講のみを希望する学生会員
聴講のみを希望する学生会員は,「申込者ログイン」での手続きは行わず,末尾の問い合わせ先まで直接メールでご連絡ください.
〇発表者,上記以外の参加者
下記「申込者ログイン」から手続きしてください.
クレジットカード払いであれば当日まで事前参加申込が可能です.それ以外の支払い方法は2024年5月11日まで選ぶことができますが,支払期間内に入金しないと参加申込が確定となりません.支払期間は完了通知メールに記載されますので,必ずご確認をお願いいたします.
申込者ログイン
〇現地での参加申込
現地受付での参加申込はできません.参加を予定している方は必ず事前参加申込を行ってください.クレジットカード払いの場合は,当日でも事前参加申し込みが可能です.

■プログラム

<セッションA-1>
(A-1-1)10:45-11:10
商業高校における企業経営を疑似体験できるRPG型ケーススタディ教材による授業実践事例の考察
〇坂口憲一(テクノソリューション)
(A-1-2)11:10-11:35
小・中・高の家庭科の授業に特化した献立作成学習アプリの開発
〇近藤羽音(東京学芸大学),浅野耀介(東京学芸大学),古川貴一(東京学芸大学),山田侑樹(東京学芸大学),櫨山淳雄(東京学芸大学),横山英吏子(東京学芸大学),櫛山櫻(東京学芸大学),南道子(東京学芸大学)
(A-1-3)11:35-12:00
薬剤師調剤業務における援助要請訓練教材の評価実験結果
〇白澤秀剛(東海大学)
12:00-13:00 休憩
<セッションA-2>
(A-2-1)13:00-13:25
浮力の複数誤概念解消を目的とした基本概念教示による学習手法の開発と評価
濱井敬哉(千葉工業大学大学院),〇仲林清(公立千歳科学技術大学),高橋暁子(千葉工業大学)
(A-2-2)13:25-13:50
探究学習における「問い」の生成支援を目的としたデータ分類方法の検討
〇大崎理乃(信州大学),近藤伸彦(東京都立大学),米谷雄介(香川大学),高橋聡(関東学院大学)
(A-2-3)13:50-14:05
幼児ワークブックの内容と難易度の操作が課題への取り組みに与える影響 (原稿なし発表)
〇平岡斉士(放送大学,熊本大学),三宅真音(Gakken),宮本康之(Gakken)
14:05-14:15 休憩
<セッションA-3>
(A-3-1)14:15-14:40
誤りの可視化システムにおけるもっともらしさ向上を指向した学習者の解答と可視化の対応を促す手法の提案
〇中村祐希人(千葉工業大学大学院),相川野々香(東京工芸大学大学院),東本崇仁(千葉工業大学)
(A-3-2)14:40-15:05
プログラミングの文章問題における問題解決過程に沿った学習支援システムの開発
〇白髭虹輝(千葉工業大学大学院),松爲秦生(アウトソーシングテクノロジー),前田新太郎(千葉工業大学大学院),東本崇仁(千葉工業大学)
(A-3-3)15:05-15:30
英語長文読解における学習者モデリングのための意味構造の再構成型学習環境における分析
〇林雄介(広島大学大学院),木田大智(広島大学大学院),平嶋宗(広島大学大学院)
<セッションB-1>
(B-1-1)10:45-11:10
フォースプレートデータを基準とした歩行動作におけるかかと接地検出アルゴリズムの基礎的検討 -加速度センサで計測した鉛直方向加速度データを用いた推定-
〇脇谷大志(信州大学大学院),香山瑞恵(信州大学),立花柾樹(信州大学大学院),舘伸幸(信州大学),永井孝(信州大学,ものつくり大学)
(B-1-2)11:10-11:35
部活動におけるOpen Poseの活用可能性 ~指導者とのイメージ共有に着目した予備的研究~
〇新村涼一(松本市立筑摩野中学校)
(B-1-3)11:35-12:00
学習支援システムアーキテクチャELECOAにおける学習状態更新処理の通信回数削減
〇森本容介(放送大学),仲林清(公立千歳科学技術大学)
12:00-13:00 休憩
<セッションB-2>
(B-2-1)13:00-13:25
理工系大学院生を対象とした開講科目において対面講義からオンライン講義への移行による影響の評価
〇大島直樹(山口大学大学院)
(B-2-2)13:25-13:50
生成AIを用いた「教えることで学ぶ」学び方の開発
〇信國尚杜(東京学芸大学),山口大成(東京学芸大学),丸山浩平(東京学芸大学大学院),森本康彦(東京学芸大学)
(B-2-3)13:50-14:05
文系大学のデータサイエンス教育における学習者特性 (原稿なし発表)
〇仲田知弘(文京学院大学),匂坂智子(白百合女子大学)
■お問い合わせ先:
森本容介(放送大学,第1回研究会担当委員)
E-mail : morimoto [at] ouj.ac.jp([at]の部分を半角の「@」に変えて下さい.)