教育システム情報学会(JSiSE)2025年度 第4回研究会 講演募集
担当:小尻智子、後藤充裕、曽我真人、長谷川忍、林勇吾、松浦健二(研究会委員会)
- ■テーマ:
- AI時代における学習支援システムとデザイン/一般
- ■開催日時:
- 2025年11月16日(日)
- ■開催場所:
- 大阪公立大学 I-siteなんば(大阪市浪速区)
https://www.omu.ac.jp/isite/
※本研究会はハイブリッドで実施予定です. - ■発表申込締切:
- 2025年10月5日(日)
- ■原稿提出締切:
- 2025年10月15日(水)
- ■趣旨:
- 2025年度第4回研究会は、「AI時代における学習支援システムとデザイン/一般」のテーマで実施いたします。
ChatGPTやGeminiに代表されますように,生成系AIの発展は,私たちの学びを根底から変える可能性を秘めています.実際に,Googleなどのオンライン翻訳機に任意の英文を入力すると,ネイティブの発音で読み上げてくれるので,英語の発音の手本として利用できますし,ChatGPTに英文の発音をマイクで音声入力すると,発音の添削をしてくれます.また,プログラミング学習において,作成したプログラムとバグによるエラーメッセージをChatGPTに入力すれば,誤り箇所の指摘と修正法を教えてくれます.
一方,APIを利用してバックグラウンドで生成系AIを動かし,フロントエンドのインタフェースやインタラクションのデザインをうまく設計して,学習支援システムに生成系AIを積極的に取り入れようという研究も増えつつあります.さらに,LangChainという,様々なLLMを切り替えて利用したり,効率的に機能拡張することができるライブラリも登場しました.そして,そのツール群の一つであるLangGraphを用いると,LLMを使ってマルチエージェントのAIを構成することが容易になるという技術も出てきました.
このような状況を踏まえて,第4回研究会では,AI時代における学習支援のデザインや,AIと連携しながら学習を支援するシステムの設計,実装,応用,さらに,そのようなシステムを利用した授業実践などの研究を広く募集したいと思います.たとえば,- LLMをバックグランドに備えた数学,物理,化学,地学,生物学,歴史学,社会学,国語,外国語,体育など,各教科の学習支援システム
- 画像生成AIをバックグランドに備えた美術,デザイン学習支援システム
- 生成系AIを学習支援に適用する際のアーキテクチャ
- 独自のAIモデルを開発・適用した学習支援
- AIロボットと対話しながら学習できる各教科の学習支援システム
- 学習者と対話するAIロボットの対話戦略
- AI時代における授業や学習支援のデザインと実践例
など,これらに限らず,幅広く募集しております.
また,一般発表セッションも設けておりますので,テーマ発表には該当しなくても,教育や学習に関連する発表であれば,幅広く受け付けておりますので,多くの皆様からのご参加とご発表を心よりお待ち申し上げております. - ■発表時間等:
- 発表時間の予定は25分(発表17分,質疑7分,入れ替え1分)ですが,発表件数が多い場合は,多少,短くする可能性があります。
- ■発表申込および研究会への参加方法:
- 研究発表および研究会参加には,研究報告の年間購読(4,000円/年)または各回の研究報告の購入(1,000円/回)が必要となります。ただし,聴講のみを希望する学生会員は研究報告を購入する必要はありません。
- 〇発表者
発表申込および原稿提出は,下記「申込者ログイン」よりお願いします。
また,事前参加申込(研究報告の購入)は 2025年10月16日9時に開始します。
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください。 - 〇聴講のみを希望する学生会員
聴講のみを希望する学生会員は,「申込者ログイン」での手続きは行わず,末尾の問い合わせ先まで直接メールでご連絡ください。 - 〇上記以外の参加者
事前参加申込(研究報告の購入)は2025年10月16日9時に開始します。
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください。
クレジットカード払いであれば当日まで事前参加申込が可能です。それ以外の支払い方法は2025年11月8日まで選ぶことができますが,支払期間内に入金しないと参加申込が確定となりません。支払期間は完了通知メールに記載されますので,必ずご確認をお願いいたします。 - 申込者ログイン
- ※研究会申込システムの利用方法はこちら
講演申込・原稿投稿方法 - 〇現地での参加申込
現地受付での参加申込はできません。参加を予定している方は必ず事前参加申込を行ってください。クレジットカード払いの場合は,当日でも事前参加申し込みが可能です。
- ■研究報告執筆フォーマット:
- 研究報告執筆要領:https://www.jsise.org/wp-content/uploads/2022/07/format.pdf
研究報告見本:https://www.jsise.org/wp-content/uploads/2022/07/sample.pdf
研究報告ひな形:https://www.jsise.org/wp-content/uploads/2022/07/sample.docx
- ■お問い合わせ先:
- 曽我真人(和歌山大学)
E-mail : soga[at]wakayama-u.ac.jp([at]の部分を半角の「@」に変えて下さい.)