多様な学習環境における動機づけ支援:対面授業からオンライン学習まで/一般

教育システム情報学会(JSiSE)2025年度 第3回研究会 プログラム

担当:安間 文彦,小西 達裕,三好 康夫(研究会委員会)
■テーマ:
多様な学習環境における動機づけ支援:対面授業からオンライン学習まで/一般
■開催日時:
2025年9月26日(金)
■開催場所:
サイバー大学 福岡キャンパス(福岡市東区)
https://www.cyber-u.ac.jp/about/support_facilities.html
※本研究会は対面のみで実施します。

■趣旨:
 2025年度第3回研究会は、「多様な学習環境における動機づけ支援:対面授業からオンライン学習まで/一般」のテーマで実施いたします。
 近年、教育現場では対面授業、オンライン学習、ハイブリッド型授業など、学習環境の多様化が急速に進んでいます。こうした環境の変化に伴い、学習者の動機づけをいかに支援するかが、教育の質を左右する重要な課題となっています。
 本研究会では、対面・オンラインを問わず、さまざまな学習環境における動機づけ支援の方法や技術について議論します。特に、学習履歴の分析に基づくフィードバック、生成AIやAIエージェントを活用した支援、自己調整学習の促進など、最新の技術や理論に基づいた実践的な取り組みを歓迎します。
 具体的には、以下のようなトピックを含みますが、これに限定されません:

  • 対面授業における学習意欲の向上を目指した支援手法
  • 学習履歴分析に基づくオンライン学習の動機づけ支援
  • 生成AIやAIエージェントを活用した個別最適化された動機づけ支援
  • 自学自習における動機づけと自己調整学習の支援

 また、本研究会では「一般」セッションも設け、教育システムの開発、教材設計、教育実践、学習科学、言語教育など、教育に関する幅広い分野からの発表も歓迎いたします。多くの皆さまのご参加とご発表を心よりお待ちしております。

■発表時間等:
発表時間は25分(発表17分,質疑7分,入れ替え1分)です。
■発表申込および研究会への参加方法:
研究発表および研究会参加には,研究報告の年間購読(4,000円/年)または各回の研究報告の購入(1,000円/回)が必要となります。ただし,聴講のみを希望する学生会員は研究報告を購入する必要はありません。
〇発表者
発表申込および原稿提出は,下記「申込者ログイン」よりお願いします。
また,事前参加申込(研究報告の購入)は 2025年8月27日9時に開始します。
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください。
〇聴講のみを希望する学生会員
聴講のみを希望する学生会員は,「申込者ログイン」での手続きは行わず,末尾の問い合わせ先まで直接メールでご連絡ください。
〇上記以外の参加者
事前参加申込(研究報告の購入)は2025年8月27日9時に開始します。
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください。
クレジットカード払いであれば当日まで事前参加申込が可能です。それ以外の支払い方法は2025年9月18日まで選ぶことができますが,支払期間内に入金しないと参加申込が確定となりません。支払期間は完了通知メールに記載されますので,必ずご確認をお願いいたします。
申込者ログイン
※研究会申込システムの利用方法はこちら
講演申込・原稿投稿方法
〇現地での参加申込
現地受付での参加申込はできません。参加を予定している方は必ず事前参加申込を行ってください。クレジットカード払いの場合は,当日でも事前参加申し込みが可能です。

■プログラム
研究報告(全論文)
9:55
開会挨拶
<セッション1>
10:00-10:25
(1-1)オンデマンド教育における離脱率に影響を与える要因の発見
〇陳健(サイバー大学IT総合学部),池田大樹(サイバー大学IT総合学部)
10:25-10:50
(1-2)高校生を対象にしたBasicプログラミング学習を支援するためのBasicエミュレータの試作
〇大島直樹(山口大学大学院技術経営研究科)
10:50-11:15
(1-3)ソマティック・リテラシーに基づいた教育
〇山川修(Safeology研究所),多川孝央(筑紫女学園大学)
11:15-11:40
(1-4)LMS学習履歴による締め切り間際の行動特性定量化の試み
〇藤澤弘美子(サイバー大学),安間文彦(サイバー大学)
<セッション2>
13:00-13:25
(2-1)LMS連携による習慣化支援アプリの課題提出支援機能の設計
〇遠藤大暉(高知大学大学院),村上一輝(高知大学大学院),三好康夫(高知大学大学院),岡本竜(高知大学大学院)
13:25-13:50
(2-2)手書き入力漢字自動採点結果表示のナレーションとグラフィックスによるユーザインタフェース
〇井戸伸彦(岐阜協立大学経営学部)
13:50-14:15
(2-3)ファシリテータ初心者の支援を行うシステムの提案
〇外崎健介(公立はこだて未来大学大学院),伊藤恵(公立はこだて未来大学)
14:15-14:40
(2-4)e-Learning 環境下における高い学習動機づけ維持のための取り組み ー自律性支援から有能感・関連性支援への拡張ー
〇中野瑛斗(公立はこだて未来大学 大学院),伊藤恵(公立はこだて未来大学)
<セッション3>
14:50-15:15
(3-1)ChatGPTの活用状況と成績データを用いたプログラミング支援システムの提案のための分析
〇藤間里緒香(公立はこだて未来大学),伊藤恵(公立はこだて未来大学)
15:15-15:40
(3-2)ピアノ初学者のための学習動画推薦システムの提案
〇山本泰真梨(公立はこだて未来大学),伊藤恵(公立はこだて未来大学)
15:50-16:15
(3-3)読譜力向上におけるフレーズ反復学習の効果分析
〇仲里絢音(公立はこだて未来大学),伊藤恵(公立はこだて未来大学)
<セッション4>
16:15-16:40
(4-1)生成AIによるテスト問題・類題案作成と教員支援―ツールの設計とチェックリストの提案―
〇平岡斉士(放送大学),徳永恵理子(コーチ&リサーチ),鈴木真保(みんなの学習環境研究所)
16:40-17:05
(4-2) Scratchによる選挙啓発ゲーム開発のための予備的研究
〇内田保雄(宮崎産業経営大学),小野創太(宮崎産業経営大学),藤本将人(宮崎大学),雜賀智子(宮崎産業経営大学),坂本眞人(宮崎大学),松島拓路(崇城大学),金野敏和(ゲームクリエイター)
17:05-17:30
(4-3)Webリソースの容易なLTIツール化を可能とするシステムの提案
〇鎌田敏亘(公立千歳科学技術大学大学院),山川広人(公立千歳科学技術大学大学院)
17:30-17:35 閉会挨拶

■お問い合わせ先:
安間文彦(サイバー大学)
E-mail : fumihiko_anma[at]cybe-u.ac.jp([at]の部分を半角の「@」に変えて下さい.)