学習の動機付け支援/一般

教育システム情報学会(JSiSE)2024年度第3回研究会 プログラム

担当:小西 達裕,安間 文彦,三好 康夫(研究会委員会)
■テーマ:
学習の動機付け支援/一般
(教育システム情報学会50周年記念イベントとして記念講演を企画しております。)
■開催日時:
2024年9月28日(土)
■開催場所:
高知大学朝倉キャンパス 教育学部51番教室(高知県高知市)
https://www.kochi-u.ac.jp/outline/access/asakura/
※本研究会は対面のみで実施します。

■趣旨:
 2024年度第3回研究会は,「学習の動機付け支援/一般」のテーマで実施いたします。
 教育・学習のスタイルが多様化したことにより,学習者の動機付けは重要な課題となっています。学習の動機付けは,学習成果や学習の持続性に直結し,その向上は教育効果の最大化に繋がります。本研究会では,「学習の動機付け支援」をテーマに,学習者が自主的に学習に取り組むための様々な支援方法や技術について議論します。
具体的には,以下のようなトピックを含みますが,これに限定されません:
  ●動機付け理論に基づく教育システムの設計と評価
  ●学習分析を用いた動機付けのモニタリングとフィードバック
  ●ゲーミフィケーションによる学習意欲向上の手法
  ●ソーシャルネットワークを活用した学習の動機付け

 また,本研究会は「一般」セッションも設け,システム開発やコンテンツ作成をはじめ,教育実践や教材評価,カリキュラムの設計,学習科学,言語教育など,教育に関連した幅広い分野からの発表も歓迎いたします。職場の同僚や共同研究をしているグループなど,お誘い合わせの上,奮ってご参加下さい。多くの皆さまの発表をお待ちしております.
 なお,本研究会では教育システム情報学会の設立50周年記念イベントとして,本学会の設立に深く携わった徳島大学名誉教授の矢野米雄先生による記念講演を企画しております。矢野先生には学会設立当時の話など中心をご講演していただく予定ですので,多くの方にご参加いただき,研究会参加者同士の交流の促進や研究の発展に繋がる場となることを期待しております。

■記念講演(教育システム情報学会50周年記念イベント):
演題:CAI学会からJSiSEへそして・・・ ー思い出と感想
  講師:矢野米雄氏(徳島大学名誉教授)
※本講演は対面に加え,リアルタイム配信 (Zoom) も予定しております。
 どなたでも無料で講演を聴講いただけますが,講演聴講には事前の申し込みが必要です。【申し込みフォーム】
■発表時間等:
発表時間は25分(発表17分、質疑7分、入れ替え1分)です。
■発表申込および研究会への参加方法:
研究発表および研究会参加には,研究報告の年間購読(4,000円/年)または各回の研究報告の購入(1,000円/回)が必要となります。ただし,聴講のみを希望する学生会員は研究報告を購入する必要はありません。
〇発表者
発表申込および原稿提出は,下記「申込者ログイン」よりお願いします。
また,事前参加申込(研究報告の購入)は2024年8月30日9時に開始します。
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください。
〇聴講のみを希望する学生会員
聴講のみを希望する学生会員は,「申込者ログイン」での手続きは行わず,末尾の問い合わせ先まで直接メールでご連絡ください。
〇上記以外の参加者
事前参加申込(研究報告の購入)は2024年8月30日9時に開始します。
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください。
クレジットカード払いであれば当日まで事前参加申込が可能です。それ以外の支払い方法は2024年9月21日まで選ぶことができますが,支払期間内に入金しないと参加申込が確定となりません。支払期間は完了通知メールに記載されますので,必ずご確認をお願いいたします。
申込者ログイン
※研究会申込システムの利用方法はこちら
講演申込・原稿投稿方法
〇現地での参加申込
現地受付での参加申込はできません。参加を予定している方は必ず事前参加申込を行ってください。クレジットカード払いの場合は,当日でも事前参加申し込みが可能です。

■プログラム
研究報告(全論文)
9:30-9:40
開会挨拶
<セッション1>
9:40-10:05
(1-1) オンライン学習における締め切り間際の行動と先延ばし特性に関する分析
〇藤澤弘美子(サイバー大学),白須洋子(サイバー大学),安間文彦(サイバー大学)
10:05-10:30
(1-2) 学生への修学支援を目的としたLMS連携機能を持つ習慣化支援アプリの開発
〇村上一輝(高知大学大学院),三好康夫(高知大学大学院),岡本竜(高知大学大学院)
10:30-10:55
(1-3) LMSを活用したe-Learningに対する高い動機づけ維持のための取り組み
〇中野瑛斗(公立はこだて未来大学院),伊藤恵(公立はこだて未来大学)
<セッション2>
11:05-11:30
(2-1) 態度学習のためのマンガ教材ストーリー設計フレームワーク案
〇平岡斉士(放送大学)
11:30-11:55
(2-2) 学習内容の整理活動としてキットビルド概念マップの効果:数学学習における構造的要約と比較して
Lintang Mataharini Hasani(広島大学大学院,Universitas Indonesia),Kasiyah Junus(Universitas Indonesia),Lia Sadita(Universitas Indonesia,National Research and Innovation Agency (BRIN)),平嶋宗(広島大学大学院),〇林雄介(広島大学大学院)
11:55-14:00 休憩
<企画セッション>
14:00-14:30 記念講演
“CAI学会からJSiSEへそして・・・ー思い出と感想”
講演者:矢野米雄 先生(徳島大学名誉教授,教育システム情報学会名誉会員)
14:30-15:00 パネルディスカッション
<セッション3>
15:10-15:35
(3-1) PBLのためのファシリテータの育成に向けた支援を行うシステムの提案
〇外崎健介(公立はこだて未来大学大学院),伊藤恵(公立はこだて未来大学)
15:35-16:00
(3-2) PBL授業実践の現状と課題-ベテラン教員インタビューからの一考察-
〇石田百合子((独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 職業能力開発総合大学校),水島あかね(大阪工業大学),田中誠一(明石工業高等専門学校),鈴木雄清(大分大学),松葉龍一(福山平成大学)
16:00-16:25
(3-3) 子ども向けまちづくり体験活動「こどものまち」における学修フィードバックシステムの運用と運営課題
〇河野義広(東京情報大学),後藤由翔(東京情報大学大学院),原田恵理子(東京情報大学)
16:25-16:35
閉会挨拶

■お問い合わせ先:
三好康夫(高知大学)
E-mail : miyoshi [at] is.kochi-u.ac.jp([at]の部分を半角の「@」に変えて下さい。)