ICTを活用した学習支援と教育の質保証/一般

教育システム情報学会(JSiSE)2026年度 夏季研究会 プログラム

担当:布施 泉、野崎浩成、⾦⼦⼤輔、杉江聡子、本多俊一(研究会委員会)
■テーマ:
ICTを活用した学習支援と教育の質保証/一般
■開催日時:
2026年7月5日(日)
※前日(7月4日)に北海道千歳市で重点研究推進委員会数理研究部会の第1回 研究会(特別講演会)が開催されます。
■開催場所:
札幌市社会福祉センター(札幌市中央区)
https://www.sapporo-shakyo.or.jp/service/general_center/access.html
※本研究会は対面のみで実施します。
■発表申込締切:
2026年5月25日(月)
■原稿提出締切:
2026年6月4日(木)
■趣旨:
 2026年度夏季研究会は、「ICTを活用した学習支援と教育の質保証/一般」をテーマに開催いたします。近年の教育の質保証は、学習成果の測定にとどまらず、学習者の学びのプロセスと教育実践の改善をデータに基づいて継続的に行う「教育改善の仕組み」へと関心が広がっています。高等教育では、学習・教育成果の把握と可視化、教学マネジメント、教学IRの基盤整備や人材育成などが、質保証の中核として位置づけられています。
初等中等教育においても、1人1台端末環境の定着と更新期を迎える中で、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実させるための教育DXが進展しています。その中核として、学習・指導・校務の各場面で得られるデータの利活用、CBT等の活用、ツール横断でのデータ連携といった取り組みが広がりつつあります。
さらに、生成AIの急速な普及により、対話型の学習支援、教材作成・フィードバック支援、学習ログの解釈支援など、学習支援の選択肢は拡大しています。一方で、学校現場で混乱や不安を生じさせないための考え方や留意点、学習指導要領の理念との整合性、利活用場面に応じた配慮事項などが整理されてきており、「使える/使えない」ではなく「教育目的に照らして、どう安全に・適切に使うか」が重要な論点となっています。
本研究会では、ICTを活用した学習支援、教育改善、教育の質保証に資する研究を幅広く募集します。具体的には、生成AI・LA(ラーニング・アナリティクス)・学習支援システム・適応学習・CBT等を活用した実践と評価、学習成果の可視化やカリキュラム改善を含む教学IR、学習データの連携・分析・フィードバック設計、さらに運用に伴う倫理・プライバシー・説明責任、教員/職員のリテラシーや組織的実装(ガバナンス、FD/SD、校務DXとの接続)に関する研究発表を歓迎します。その他、教育またはシステムに関連する多様な分野からの研究発表も歓迎いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
■発表時間等:
発表時間は25分(発表17分,質疑7分,入れ替え1分)です。
■発表申込および研究会への参加方法:
研究発表および研究会参加には,研究報告の年間購読(4,000円/年)または各回の研究報告の購入(会員:1,000円/回,非会員(一般):2,000円/回,非会員(学生):1,500円/回)が必要となります。ただし,聴講のみを希望する学生会員は研究報告を購入する必要はありません。
〇発表者
発表申込および原稿提出は,下記「申込者ログイン」よりお願いします。
また,事前参加申込(研究報告の購入)は2026年6月5日(金)9時に開始します。
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください。
〇聴講のみを希望する学生会員
聴講のみを希望する学生会員は,「申込者ログイン」での手続きは行わず,末尾の問い合わせ先まで直接メールでご連絡ください。
〇上記以外の参加者
事前参加申込(研究報告の購入)は2026年6月5日(金)9時に開始します。
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください。クレジットカード払いであれば当日まで事前参加申込が可能です。それ以外の支払い方法は2026年6月27日(土)まで選ぶことができますが,支払期間内に入金しないと参加申込が確定となりません。支払期間は完了通知メールに記載されますので,必ずご確認をお願いいたします。
申込者ログイン
※研究会申込システムの利用方法はこちら
講演申込・原稿投稿方法
〇現地での参加申込
現地受付での参加申込はできません。参加を予定している方は必ず事前参加申込を行ってください。クレジットカード払いの場合は,当日でも事前参加申し込みが可能です。

■プログラム
A会場:視聴覚兼会議室(4 階)
10:00~10:10
オープニング
<セッション1-1>
10:15~10:40
(1-1-1) ⾼専における映像教材と伴⾛⽀援を⽤いた⾃⼰調整学習の促進に関する実践報告
⼩⾕泰介(釧路⼯業⾼等専⾨学校),⼤塚友彦(岐⾩⼯業⾼等専⾨学校,国⽴⾼専機構),〇⻑尾和彦(釧路⼯業⾼等専⾨学校,国⽴⾼専機構),渡邊友章(エニバ)
10:40~11:05
(1-1-2) 不安の外在化によるストレス対処⼒の変化:プロジェクト型学習⽀援ボードゲームの効果
〇⽥中洋⼀(仁愛⼥⼦短期⼤学),⽩澤秀剛(東海⼤学)
11:05~11:15
休憩
<セッション2-1>
11:15~11:40
 (2-1-1) ⼩学⽣向けハッカソンにおけるチーム開発体験がモチベーションに与える影響
〇佐々⽊⼤聖(公⽴はこだて未来⼤学),伊藤恵(公⽴はこだて未来⼤学)
11:40~12:05
(2-1-2) ブレンド型学習における授業外学習を通した授業回間接続の設計に関する検討 ―チェックリストを⽤いた教員の省察に着⽬して―
〇胡佳鈺(北海道⼤学理学院),重⽥勝介(北海道⼤学情報基盤センター),杉浦真由美(北海道⼤学教育イノベーション機構)
12:05~13:30
昼休憩
<セッション3-1>
13:30~13:55
(3-1-1) フリック⼊⼒⽅式を⽤いた数式⼊⼒特化型キーボードアプリ iFlickMath の開発
〇⾼塚朝陽(名古屋⼤学⼤学院),中村泰之(名古屋⼤学)
13:55~14:20
(3-1-2) STACK 利⽤多肢選択問題のテンプレート化と問題開発⽀援
〇吉冨賢太郎(⼤阪公⽴⼤学)
14:25~14:55
賛助会員セッション
14:25~14:40
合同会社東雲研究所
14:40~14:55
paiza 株式会社
14:55~15:05
休憩
<セッション4-1>
15:05~15:30
(4-1-1) テンソル展開による Q ⾏列の構成的同定:Gu によるアルゴリズムの実装と実データ検証
〇⽔野隼佑(名古屋⼤学情報学研究科),中村泰之(名古屋⼤学教養教育院)
15:30~15:55
(4-1-2) ⽣成 AI を⽤いた興味接続型読書推薦ツールの設計と試⾏:⼦どもの「好き」を起点とした保護者媒介実践の再構成
〇⽥中⾥実(北海道情報⼤学),⾦銀珠(北海道情報⼤学)
15:55~16:20
(4-1-3) ⼤学⽣は⽣成 AI をどのような存在として認識しているか―役割認識の実態と場⾯別利⽤意識の探索的分析―
〇⾦銀珠(北海道情報⼤学),⽥中⾥実(北海道情報⼤学)
16:25~16:35
クロージング
B会場:第 2 会議室(3 階)
<セッション1-2>
10:15~10:40
(1-2-1) 医療教育とデータサイエンス教育の連係を可視化するローカル RAG システムの構築
〇⼆瓶裕之(北海道医療⼤学),⻄牧可織(北海道医療⼤学),⽶⽥⿓⼤(北海道医療⼤学)
10:40~11:05
(1-2-2) 情報Ⅱにおけるデータ活⽤能⼒育成を⽬的とした 衛星データ活⽤型授業モデルの構築と評価
〇松⽥暁洋(公⽴千歳科学技術⼤学⼤学院理⼯学研究科),⻘野圭太(公⽴千歳科学技術⼤学⼤学院理⼯学研究科),⾼野泰⾂(公⽴千歳科学技術⼤学理⼯学部),⼩松川浩(公⽴千歳科学技術⼤学⼤学院 理⼯学研究科)
11:05~11:15
休憩
<セッション2-2>
11:15~11:40
(2-2-1) データマネジメントプランを中核とした研究データリテラシー教育モデルの設計
〇菅原良(東北⼤学研究推進・⽀援機構),奥原俊(三重⼤学⼤学院⼯学研究科),森本尚之(三重⼤学⼤学院⼯学研究科)
11:40~12:05
(2-2-2) LAK26 に⾒る「LA と AI のシナジー」に関する国際的研究動向報告
〇安武公⼀(広島⼤学⼤学院),井上仁(中村学園⼤学)
12:05~13:30
昼休憩
<セッション3-2>
13:30~13:55
(3-2-1) 問題解決過程に関する批判的思考⼒育成のためのレポート作成⽀援 AI を⽤いた授業実践
〇仲林清(公⽴千歳科学技術⼤学,熊本⼤学)
13:55~14:20
(3-2-2) 3 コマ集中授業設計が可能にした⽣成 AI 活⽤ Web アプリ協働開発演習:専⾨学校情報系学科における実践報告
〇⼤島直樹(⼭⼝⼤学⼤学院技術経営研究科,YIC 情報ビジネス専⾨学校),森野茂弘(YIC 情報ビジネス専⾨学校)
<セッション4-2>
15:05~15:30
(4-2-1) 健康経営における⼥性の健康⽀援を⽀える教育システムの役割 ̶ 政策・サービス・実践の三者⽐較による実態調査 ̶
新井卓⼆(ビューティ&ウェルネス専⾨職⼤学),〇真嶋由貴恵(⼤阪公⽴⼤学⼤学院情報学研究科)
15:30~15:55
(4-2-2) ものづくりとしての AI-Vibe コーディング:財務会計アプリ⾃作を組み込んだ⼤学院ファイナンス教育の設計と評価
〇⼤島直樹(⼭⼝⼤学⼤学院技術経営研究科)
15:55~16:20
(4-2-3) 個別最適な学習⽀援に向けた AI-Web アプリ基盤の設計:Claude Code・Supabase・Cloudflare による試作と探究学習への展望
〇⼤島直樹(⼭⼝⼤学⼤学院技術経営研究科)
C会場:第 3 会議室(3 階)
<セッション3-3>
13:30~13:55
(3-3-1) ⽣成 AI を⽤いた 200 個のアプリケーション開発における学習過程の分析
〇宮﨑章太(⼤阪電気通信⼤学⼤学院),志摩泰⾏(⼤阪電気通信⼤学),⻑島和平(⼤阪電気通信⼤学),本多佑希(四天王寺⼤学),兼宗進(⼤阪電気通信⼤学)
13:55~14:20
(3-3-2) DX 推進プロジェクトにおけるアジャイル形骸化解消に向けた教材開発の試み−アンプラグド学習システムによるアジャイル・マインドセットの獲得−
◯⽩澤秀剛(東海⼤学)
<セッション4-3>
15:05~15:30
(4-3-1) AR 教材「TonTon」を⽤いた複数対象におけるビット列と動作の対応関係の探索的学習過程の分析
〇望⽉柚花(信州⼤学⼤学院),⼩川乘弥(信州⼤学⼤学院),永井孝(信州⼤学,ものつくり⼤学),舘伸幸(信州⼤学),⾹⼭瑞恵(信州⼤学)
15:30~15:55
(4-3-2) Moodle を⽤いた電⼦シラバスの運⽤と閲覧状況の解析
〇淺⽥義和(⾃治医科⼤学),太⽥雄⾺(⾃治医科⼤学)
15:55~16:20
(4-3-3) プログラミングロボットを⽤いた思考⼒を育成するテストの実践2〜道具とグループ活動による違い〜
〇布施泉(北海道⼤学),野⼝孝⽂(北海道⼤学)

■情報交換会のご案内:
7月5日(日)、研究会終了後に情報交換会を行います。
時間:18時〜
場所:北海道食市場 丸海屋 南3条店
//akr1482214327.owst.jp/
札幌市中央区南3条西3丁目 G DINING 2F (地下鉄南北線すすきの駅 徒歩3分/地下鉄東豊線豊水すすきの駅 徒歩4分)
会費:5000円(参加費は研究会の受付時にお支払いください)
申し込みフォーム
申し込み〆切:6月29日(月)18時まで(締切後は、数名程度であれば変更できる可能性がありますので、お問い合わせください)

■お問い合わせ先:
金子 大輔(北星学園大学)
E-mail : kenkyuu-summer-ml[at]jsise.org([at]の部分を半角の「@」に変えて下さい)