生成AIと情報活用能力の育成(第6回研究会テーマ)/これからの学習を生み出す学習デザイン・支援システム・分析(特集論文研究会テーマ)/一般

教育システム情報学会(JSiSE) 2025年度 第6回研究会・特集論文研究会 講演募集

《第6回研究会》浅羽修丈(北九州市立大学),尾崎拓郎(大阪教育大学),鷹岡亮(山口大学),永田奈央美(静岡産業大学),西端律子(畿央大学),長谷川理(武蔵野大学),林雄介(広島大学),三井一希(山梨大学),森祥寛(金沢大学)山本樹(文部科学省)
《特集論文研究会》学会誌編集委員会委員長 後藤田中 (徳島大学)
■テーマ:
生成AIと情報活用能力の育成(第6回研究会テーマ)/これからの学習を生み出す学習デザイン・支援システム・分析(特集論文研究会テーマ)/一般
【本年度から,第6回研究会と特集論文研究会は統合して運営いたします.第6回研究会のテーマと,学会誌特集につながる特集論文研究会テーマを用意していますが,特集論文研究会テーマについては,従来の通り閲読制度があります.以下をよくご確認のうえ,申込時には間違いのないようご留意ください.】
■開催日時:
2026年3月15日(日)・16日(月)
■開催場所:
静岡産業大学 藤枝駅前キャンパス(Biviキャン)(静岡県藤枝市)
https://www.ssu.ac.jp/guide/access/
※本研究会は対面のみで実施します.
■発表申込締切:
2026年1月23日(金)
■原稿提出締切:
2026年2月12日(木)
■趣旨:
 各テーマについての趣旨を掲載します.以下のテーマに直接関連しない「一般」の研究発表も募集しております.
多くの皆様からの積極的なご発表申込みを心よりお待ちしております.

《テーマ「生成AIと情報活用能力の育成」の趣旨》
 生成AIの目覚ましい発展により社会の構造や人間の役割は大きく変容しつつあり,そのような社会において,人はどのような情報活用能力を身に付けるべきか,また人と生成AIがどのように役割分担・協働していくのかを改めて問い直すことが求められています.情報活用能力の重要性はすでに広く共有されていますが,生成AIと共存する時代に必要となる具体的な資質・能力の中身や,小学校・中学校・高等学校・高等教育へと連なる情報教育・情報科教育の接続の在り方については,なお検討すべき課題が残されています.
 そこで「生成AIと情報活用能力の育成」を軸に,生成AIを活用した新たな授業デザインの試みや,情報活用能力の育成を意図したカリキュラム・授業実践,生成AIと情報活用能力(情報技術)を融合した学習支援システムやその分析手法の提案などの研究発表を広く募集し,世代や立場を超えて共に考える議論の場としたいと考えています.

《テーマ「これからの学習を生み出す学習デザイン・支援システム・分析」の趣旨》
 古典的な学習の場である教室での対面一斉授業から離れた「場所・時間によらない学び」や,問題解決スキルや批判的思考スキルの涵養といった「知識伝達に留まらない学び」など,多様な学習機会の提供に目掛けた教育・学習支援システムの開発が進んでいます.それらは,遠隔ライブ授業,オンデマンド動画授業,モバイルラーニング,eラーニングなどをベースとしつつ,インストラクショナルデザインに基づいた設計や,ラーニングアナリティクス,AIを活用したパーソナライズなど多種多様な工夫によって成り立っています.
 これらをふまえ,本テーマでは,これからの学習を生み出す多種多様な工夫に視点を当て,さまざまな学習機会を提供する学習支援システム,それらのシステム設計,効果的な活用方法,そのシステムの裏にある学習デザイン,システム利用者の学習分析などについての発表を幅広く募集します.
 本テーマは,以下の通り,2027年発刊予定の学会誌特集と連動しています.希望者には,特集への論文投稿のための閲読も行います.特集への投稿を予定していない場合でもご発表いただけます.

■閲読コメントの希望(テーマ「これからの学習を生み出す学習デザイン・支援システム・分析」のみ)
 テーマ「これからの学習を生み出す学習デザイン・支援システム・分析」でご発表いただく場合には,ご希望の発表者に対して,論文投稿に向けてご参考頂く閲読コメント(※)をお渡ししております.閲読コメントをご希望頂いた場合は,通常より長めの20分の質疑応答時間が割り当てられます.
 閲読コメントを希望される場合は,発表申込時に,システムの申込画面において「これからの学習を生み出す学習デザイン・支援システム・分析(閲読あり)」を選択してください.閲読は希望しないが本テーマで発表したい場合は,「これからの学習を生み出す学習デザイン・支援システム・分析(閲読なし)」を選択してください.
 有意義な閲読コメントを著者へお渡しできるようにするため,閲読を希望された口頭発表および質疑応答の様子のみ映像収録させていただきます.これら映像は,閲読を希望する発表者,閲読者の皆様が閲覧できる形で共有させていただきます.閲読者(1発表につき2名)へは,研究会原稿と共に収録映像をご確認いただき,より有意義な内容となるようコメントの作成をお願いすることとなりますので,映像の収録および閲読者との共有に関して,あらかじめご承諾よろしくお願いいたします.
 作成された閲読コメントの発表者への提供は,4月13日(月)頃を予定しています.

※閲読コメントとは,特集論文の採録条件ではありませんが,査読プロセスに精通する本会会員から採録に近づくためのヒントとなるコメントをいただき,著者に提供するものです.

■発表時間等:
 特集論文研究会テーマで閲読希望ありのご発表は,「40分」(発表20分,質疑応答20分)を予定しております.
 それ以外のご発表は「25分」(発表20分,質疑応答5分)を予定しております.
■発表申込および研究会への参加方法:
 研究発表および研究会参加には,研究報告の年間購読(4,000円/年)または各回の研究報告の購入(1,000円/回)が必要となります.ただし,聴講のみを希望する学生会員は研究報告を購入する必要はありません.
 なお,今回の研究報告は第6回研究会・特集論文研究会の合冊となりますので,各研究会で別々に購入いただく必要はありません.
〇発表者
 発表申込および原稿提出は,下記「申込者ログイン」よりお願いします.
 また,事前参加申込(研究報告の購入)は2026年2月13日9時に開始します.
 開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください.
 なお,申込システムは第6回研究会・特集論文研究会で共通です.発表申込時に,システムの申込画面において,「生成AIと情報活用能力の育成」「これからの学習を生み出す学習デザイン・支援システム・分析(閲読あり)」「これからの学習を生み出す学習デザイン・支援システム・分析(閲読なし)」「一般」の4つから,該当するものを選択してください.
〇聴講のみを希望する学生会員
 聴講のみを希望する学生会員は,「申込者ログイン」での手続きは行わず,末尾の問い合わせ先まで直接メールでご連絡ください.
〇上記以外の参加者
 事前参加申込(研究報告の購入)は2026年2月13日9時に開始します.
 開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください.
 クレジットカード払いであれば当日まで事前参加申込が可能です.それ以外の支払い方法は2026年3月7日まで選ぶことができますが,支払期間内に入金しないと参加申込が確定となりません.支払期間は完了通知メールに記載されますので,必ずご確認をお願いいたします.
申込者ログイン
※研究会申込システムの利用方法はこちら
講演申込・原稿投稿方法
〇現地での参加申込
現地受付での参加申込はできません.参加を予定している方は必ず事前参加申込を行ってください.クレジットカード払いの場合は,当日でも事前参加申し込みが可能です.


■研究報告執筆フォーマット:
研究報告執筆要領:https://www.jsise.org/wp-content/uploads/2022/07/format.pdf
研究報告見本:https://www.jsise.org/wp-content/uploads/2022/07/sample.pdf
研究報告ひな形:https://www.jsise.org/wp-content/uploads/2022/07/sample.docx

■お問い合わせ先:
第6回研究会・特集論文研究会担当:永田奈央美(静岡産業大学)・白澤秀剛(東海大学)
E-mail : kenkyuu-6th-ml[at]jsise.org([at]の部分を半角の「@」に変えて下さい.)