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功績賞/功労賞

功績賞・功労賞規定

功績賞

教育システム情報学に関する学術または関連事業に対して顕著な業績があり,学会の発展に多大な功績のあった会員・名誉会員・元会員に贈呈する.原則として年度あたり1名以内を選定する。

功労賞

教育システム情報学に関する学会の諸活動に対して,著しい功労のあった会員・名誉会員・元会員に贈呈する.原則として年度あたり2名以内を選定する。

これまでの受賞者

2016年(平成28年・第41回大会にて表彰)
功績賞…伊藤紘二 様

伊藤紘二先生 伊藤紘二先生は,前身であるCAI学会時代の1985年から本学会の理事を務められ,2005年から2年間は会長,その後2015年までは監事として,通算30年以上に渡り本学会の役員を歴任,本学会の発展に寄与された.また,知識処理・自然言語処理技術を活用,学習者による問題解決において,教材を探訪,検索させる中で,汎化された問題解決能力としての知識獲得を支援する学習支援システムに関する研究に取り組み,教育システム情報に関連する学術分野の発展に貢献された.
これらの功績に感謝し,学会理事会において満場一致で功績賞に選出された.

2015年(平成27年・第40回大会にて表彰)
功労賞…吉田 覚 様

 吉田覚先生は,1999年から2003年まで本学会の評議員,その後2015年まで理事として,通算16年にも渡り本学会役員を歴任された.その間,特に人材育成委員会を中心に,新会員の募集活動や,毎年3月の学生研究発表会の全国展開をはじめとして,学会運営にさまざまな貢献があった.さらに,産学連携を進める活動で中心的役割を担われた.
これらの功労に感謝し,学会理事会および社員総会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた.

2014年(平成26年・第39回大会にて表彰)
功績賞…岡本敏雄 様

 岡本敏雄先生は,2001年から4年間,および2007年から4年間,本学会の会長を務められ,学会の発展に尽力された.そして,英文誌の発刊や日独ワークショップの開催等,教育システム情報学会の会長として,本学会の発展に大きく貢献してこられた.また,e-Learningアワード実行委員長,内閣官房内政審議室ミレニアム・プロジェクト「教育の情報化評価・助言」会議やISO/SC36(学習・教育・研修のための情報技術標準化専門委員会)WG2議長など,さまざまの組織・委員会等を通して,eラーニングシステムをはじめとする教育の情報化に幅広く貢献された.このように研究・組織運営活動を通じての本学会に対する貢献は顕著であり,これらの功績に感謝し,功績賞を贈呈した.

功労賞…西之園晴夫 様

 西之園先生は,1988年から1999年まで本学会の理事を歴任された.それに先立つ1985年,CAI学会第10回年会を開催する際に発足した教育工学関連学協会連合の初回の大会が京都教育大学で開催された際に,その全国大会の実行委員長としてCAI学会第10回全国大会のほかに日本教育工学会全国大会,日本視聴覚教育学会全国大会,国立大学教育工学センター協議会の4学協会連合の結成に努力し,その後に教育工学関連学協会連合の全国大会を2000年まで3年毎に継続して開催する基盤を築かれた .日本教育工学会は初等中等教育段階の教育工学も包括していたのに対して,CAI学会は,独自性を継承するためにこの連合大会を契機として高等教育段階だけでなく産業界でのコンピュータの教育活用の研究を重視し,1995年に現学会の名称へ改めた.西之園先生は,この改革にあたり委員として活躍された.これらに加えて,理事としての本学会の定常的な運営に対する貢献は顕著であり,これらの功労に感謝し,功労賞を贈呈した.

2013年(平成25年・第38回大会にて表彰)
功労賞…矢野米雄 様

 矢野米雄先生は、情報工学や教育工学を中心に人工知能、認知科学、ヒューマンインタラクション、モバイルラーニングと幅広い研究分野に携わってきた。
 矢野先生は、1997年から2001年まで教育システム情報学会の副会長として、中国支部の立ち上げ等、本学会の発展に大きく貢献してこられた。また、1997年から2001年まで教育システム情報学会論文誌編集委員会の委員長として和文論文誌の編集、発行作業を指揮された。この間、査読作業の迅速化を目標に掲げることで多くの論文投稿を集め、実践論文特集を企画し実践論文を定着させることになった。さらに、1997年から2011年まで、教育システム情報学会の理事として、学会活動、発展に大きく貢献されている。
 これらの功労に感謝し、学会理事会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた。

2012年(平成24年・第37回大会にて表彰)
功績賞…対馬勝英 様

 対馬勝英先生は理論物理学(原子核理論)、人工知能(数式処理)、対話型情報教育、認知科学(主として視覚を中心とした認知操作過程)と幅広い研究分野に携わってきた。
 対馬先生は、1993年から1997年までの間、前身であるCAI学会の副会長を務められ、学会名の変更、組織改革に尽力された。これに引き続いて1997年から2001年までは教育システム情報学会の会長として、事務局移転、中国支部の立ち上げ等、本学会の発展に大きく貢献してこられた。また1985年にはCAI学会関西支部の設立に尽力され、副支部長、支部長、顧問として、関西支部の活動にも貢献されている。このように研究・組織運営活動を通じての本学会に対する貢献は顕著であり、理事・評議員会において満場一致で功績賞受賞者とさせていただいた。

功労賞…小荒井順 様

 小荒井順氏はCAIの社会システムへの応用から情報通信技術の教育工学への応用、能力開発工学の教育への適応等と言った幅広い研究分野に携わってこられた。
 小荒井氏は、当学会の前身であるCAI学会の設立に大きく貢献されるとともに、1984年から1986年までの間理事を務められ、引き続き1986年から1997年までの間同学会の監事を務められ、学会の経理監査に尽力された。さらに1997年から現在まで教育システム情報学会の監事として、適正な経理、学会活動等、本学会の発展に大きく貢献してこられた。また2011年からは法人化推進のために助言指導・組織運営活動等を行っておられる.このように、CAI学会時より役員を務められ、本学会に対する貢献は大変顕著であり、理事・評議員会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた。

2011年(平成23年・第36回大会にて表彰)
功労賞…今榮 國晴 様

今榮國晴氏は,日本におけるコンピュータ利用教育の創成期より,人間と情報メディアの関わりを心理学的な立場で分析し,そこから得られた学問的知見を教育に役立てるという研究に一貫して取り組んでこられた。

今榮氏は,1984年から1989年までの間,CAI学会(現 教育システム情報学会)の副会長を務め,また長年本学会の理事,監事等を務め,本学会の発展に尽力された。さらに,本学会の東海支部の立ち上げに大きく寄与し,その発展の礎を築かれ、大学のみならず小中学校を含めた教員同士の連携強化を図り,支部活動を通じた教育研究の基盤強化に著しく貢献された。研究・教育活動を通じて,本学会の発展に大きく貢献され、学会での研究の振興および会員間での地域交流の促進に尽力されたご功労は非常に高い。これらの多大な貢献から,理事・評議員会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた。

2010年(平成22年・第35回大会にて表彰)
功績賞…宇都宮敏男様

宇都宮先生は、日本の教育工学研究が始まってまもなくの1975年度から1983年度まで9年間にわたり,電子情報通信学会教育工学専門委員会の委員長を務められ、教育工学分野の草分けとして貢献されたのち、1988年から1993年の6年間にわたって、現在の教育情報システム学会の前身であるCAI学会の会長をつとめられた。

この間、毎年のCAI学会全国大会の開催運営に尽力されるとともに、1990年学習院大学で開催されたIFIP 主催の国際学会 International Conference on Advanced Research on Computers in Education においては、CAI学会の立場から開催に尽力された。 まだ会員も多くはなかったCAI学会が、独自性を保って継続し、現在の教育システム情報学会につながる方向付けをされた貢献は大変大きなものがあり,理事・評議員会において満場一致で功績賞受賞者とさせていただいた。

功労賞…坂元昴様

坂元先生は、東京大学文学部心理学科を1955年(昭和30年)に卒業され、その後東京工業大学にて長年にわたりコンピュータによる教育の効果および遠隔教育システムに関する研究を重ねてこられた。特に視聴覚教育とプログラム学習の研究を発展させ、日本における教育工学を創設し、メディア教育開発センターや日本教育工学振興会、日本学術会議、中央教育審議会などの要職を経て、教育システムの研究基盤とともに社会的基盤づくりを力強く牽引してこられた。

教育システム情報学会の前身である「CAI学会」の創設期の3期に渡り副会長を勤められ、また長年にわたり理事として活躍されておられる.30年間の多大な貢献から,理事・評議員会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた。

功労賞…磯本征雄様

磯本先生は、古くからプログラミング演習のための演習問題出題と自動採点といった教育的観点からコンピュータによる学習支援システムを開発してこられた.また,学習意欲を高め発展的学習への可能性を持つ学習者への支援機能や支援環境を備えたe-Learningのモデルも以前より研究を続けてこられている。

CAI学会の時から今日に至るまで副会長・理事・評議員・大会企画委員長・編集委員会委員長など多くの重要な職を務められ,本学会の活動を精力的に推進すると共に、学会の基盤作りに多大な貢献をされた。また、1995年には東海支部長として地域の情報教育、コミュニティ造りにも尽力されてきた。これらの功績から,理事・評議員会において満場一致で功労賞受賞者とさせていただいた。

2009年(平成21年・第34回大会にて表彰)
功労賞…樋川和伸様

樋川和伸氏は,昭和39年3月 東京理科大学理学部数学科を卒業され、その後、日本ユニバック総合研究所の教育工学部門の研究員として、米国ユニバック社のCAIシステムの普及活動および「教育とコンピュータ」に係わる研究・開発に取り組み、わが国のCAI普及のための基盤作りのための諸活動を行われた。

同氏は,教育システム情報学会の前身である「CAI学会」が昭和49年8月に設立された時から、様々な活動を行い、学会の基盤作りに貢献された。

平成18年に金沢学院大学において、第30回全国大会を実行委員長として貢献して頂いた。その経験を通して、全国大会実施に関する詳細な手続き、計画書の標準化を試みて頂き、その雛形が今日に至っている。また、2001年度~2005年度まで、本学会の理事、教育システム情報学会編「教育システム情報ハンドブック」の出版に際して、編集委員として貢献して頂いた。

前身のCAI学会から教育システム情報学会にいたる30年間を「教育へのコンピュータの利用に関する研究・開発活動」に多大な貢献をしていただき、その活動成果と普及活動により学会の知名度をあげる顕著な貢献をされた。

以上の努力と貢献を讃え,功労賞を授与する。

2007年(平成19年・第32回大会にて表彰)
功労賞…石桁正士様

石桁正士氏は、CAI、教育工学の重要性に着目され、早い時期からCAI学会において研究活動を行ってこられたが、昭和63年にCAI学会関西支部の設立を提案され、初代支部長として学会活動の活性化に貢献してこられた。この御努力はCAI学会のその後の発展に大きく寄与し、今日のJSiSEの隆盛の礎を築く事になった。また、氏はCAI学会副会長を勤められると共に、種々の学会活動を企画・運営され、多くの会員の獲得に努力され、その意味でも本学会に大きく寄与された。

また、氏は「やる気の研究」、「主観値入力装置」等、ユニークな視点から数多くの実践的で継続的な研究を多くの人々と共に進められてこられた。

以上の点から、この機会に石桁正士氏の長年の本学会発展に関する御努力と本学会への貢献を讃え、功労賞を授与する。

2005年(平成17年・第30回大会にて表彰)
功績賞…大槻説乎様

大槻説乎先生は、学習プロセスとその支援方法に関するモデルの提案など、学習支援システムに関して多くの独創的な研究成果を発表され、学術的貢献をされた。特に、人工知能とマルチメディア技術の学習支援への応用では、先駆者として多くの研究者に影響を与えられた。また国際会議の企画や研究会の創設にも尽力され、この分野の発展に多大の貢献をされた。

本学会においては、理事、会長として長年にわたり学会の発展に貢献された。会長時代には、「CAI学会」から「教育システム情報学会」への学会名変更を始め、社会の情報基盤の変革に対応し、学際領域をカバーする学会として発展する礎を築かれた。

これらの学術的貢献、学会への貢献は極めて大きい。よってここにその功績を讃え、功績賞を授与する。

功労賞…細井 正様

細井 正氏は,昭和37年東京都立大学理学部数学科を卒業し、米国大手コンピュータメーカと三井物産共同出資の日本レミントンユニバック社に入社し、システムエンジニアとして活躍された。その後、昭和44年日本ユニバック社が設立した日本ユニバック総合研究所の教育工学研究室長として米国ユニバック社のCAIシステムの普及活動および「教育とコンピュータ」に係わる研究・開発に取り組み、わが国のCAI普及のための基盤作りのための諸活動を行われた。

同氏は,教育システム情報学会の前身である「CAI学会」が昭和49年8月に設立されたときの設立準備委員として精力的な活動を行い、初代渡辺茂会長を全面的に支援し、常務理事(経理担当)として維持会費集めに奔走して学会の基盤作りに貢献された。

教育システム情報学会においても,評議員として,全国大会実行委員や情報教育委員を歴任し、前身のCAI学会から教育システム情報学会にいたる30年間を「教育へのコンピュータの利用に関する研究・開発活動」に全力を挙げて取り組み、その活動成果と普及活動により学会の知名度をあげる顕著な貢献をされている。

教育システム情報学会が数十名の学会から現在の1500名の学会に発展してきたその背景には氏の学会に対する献身的な活動が実を結んでいる。ここにそのを努力と本学会への貢献を讃え,功労賞を授与する。